車いすの盆踊り

　母がお世話になっている施設のお祭りがありました
　前日はあんなに強雨だったけどどうにか晴れ
　夏の名残を感じさせてくれるお天気でした

　利用者　その家族が集まり　
　スタッフさんたちの細やかな気配りや手助けに守られながら
　戸外で　みんな　麦わら帽子をかぶって　いました

　クイズ　カラオケ大会など　周りには屋台も出て
　盛り上げようとしてくれた　スタッフさんの気持ちが伝わりました

　最後に　ボランティアで参加されていた　太鼓と民謡グループ
　北海盆唄に合わせて盆踊りです　
　参加者はほとんど車いすで　家族やスタッフに押してもらいながら
　２０ほどの車いすが　ゆっくり　ぐるぐる　小さな円となる

　母も参加し　獅子舞のお獅子に頭上をパクッとしてもらったりして
　お祭り気分を味わっていたようです
　やっぱり　北海盆唄は　北海道人の　ソウルソングなのだ
　
　母の車いすを押しながら　周りの光景を見ていたら
　何故かは分からないけど涙が流れてきた
　こういう場面で涙なんぞ流したくはないのに・・・
　涙ではなくて　笑顔でしょ！と突っ込みを入れたけど
　自分でも理解不可能の涙だった

　何だったのだろうか・・・
　いまだに　わ・か・ら・な・い

　それでも　母にとっても　みんなにとっても
　楽しいひと時だったに違いない

　そう　思いたい・・・　

　施設の皆様　有難うございました！