わが家にはなぜか納骨堂と
お墓がある。
お墓が傷み、修理した方が
良いと言われ、この際、
墓じまいをすることにした。
お墓のお骨を納骨堂に
納めることになる。
お墓の魂抜きの
連絡を受ける。
「何か用意する物は?」と
尋ねたら「お花と供え物は
用意するので、お布施だけ
持ってきて下さい」とのこと。
「はい」…です。
父が自分の両親、先祖のために
建てたお墓だけれど…
父の思いを感じながらも…
申し訳ないと思いながら
決断する。
私も終活をしなければならない
年齢になった。
私の終活への第一歩なの
かもしれない。
風に乗って聞こえるお経を
耳にしながら
自分の思いも風にのせた。