最高裁判所が一般用医薬品のインターネット販売禁止は違法
と判決を出しましたね
そのため厚生省が禁止しているインターネット販売を
条件付きで認める方針だとか…
あ~あ、やっちゃった
これはお薬のことを全然知らない裁判官の出した結論ですよね
市販薬の第2類医薬品の中に
アレルギーなどの様々な副作用を起こす成分がいかに多いか
わかってないんですよね
花粉症、アトピー性皮膚炎、喘息、光線過敏症などなど
現代の病気で一番問題になってきているのはアレルギー
そして、風邪薬や痛み止め、湿布薬などの中に入っている解熱鎮痛剤が
アレルギーを起こしやすい成分だ、ってことを知ってる一般人が
どれだけいるんでしょうか?
そして中には重症化するケースもあるし
私は食品アレルギーだって、きっかけは解熱鎮痛剤の服用ではないか
とさえ思っているんですけどね
解熱鎮痛薬以外にも、副作用の報告があるお薬は山ほどあるし
セルフメディケーション、とか言っちゃって
「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てする」
なんて勧めてるけど、有名な回文「クスリはリスク」
「どんなお薬にも副作用はある」ってことを
基本的に理解しないまま服用したら
結果的に「たいした病気じゃないのに、薬の副作用で体調を崩す」
なんておバカな結末になってしまう
だから当たり前だけど、薬剤師の説明を嫌がらずに聞いて欲しいんですよね
なんか、ホント、
日本って、専門家を大事にしない国なんでしょうね
と、トホホな気分の私です