油抜きのベーコン、玉葱、しめじ、椎茸、人参、とろけるチーズ
おまけでクラコット
器に盛って、オリーブオイルで炒めたパン粉をかけていただきました
デザートは7&iのPB、ぶどうとナタデココのゼリー
これ、美味しかったです
漢方のお話ですが、今回はちょっと下品な内容です(笑)
下品なお話が嫌いな方は読まないでね
さて健康診断で、総コレステロール値もLDLコレステロール値も高かったため
「要治療」と出ちゃった私
でも私は長期間薬を飲むと、薬疹などのアレルギーが起きやすいので
友人医師と相談して、まずは漢方薬を試すことにしました。
が、さてさて、私にはどの処方が効くのやら・・・
中医学の理論から言えば、コレステロールは身体に必要な物で
血液の中にあるから「血(ケツ)」
で、血(ケツ)が多過ぎて悪さをしているから実証で「瘀血(おけつ)」
実証には余分なものを取り除く処方を使うから
ドロドロの瘀血を取り除く桂枝茯苓丸
ということで、まずは桂枝茯苓丸を飲んでみたら、美味しかったので
しばらく続けてみました
でも結局LDLコレステロール値は下がらなかったんですよね
そこで私の身体の状態をもっとよく考えてみました
実はわたくし、左わき腹に赤ちゃんの頭大の大きな筋腫があるのです
(だからお腹が出っ張った、超~オデブちゃんなんだけど)
また胆嚢には小さなポリープがあって要経過観察
更にコレステロール値は長い間、高止まりだから
当然、血管内腔には動脈硬化の原因となる
粥状(アテローム)硬化が出来ているはず
この筋腫も、ポリープも、粥状硬化も
血液内の物質から出来ているので瘀血なのですが
ドロドロの瘀血、というより、もっと硬い「血(ケツ)の塊り」
と考えた方がいいのではないか・・・と思ったのです
良性筋腫は、血管から新生血管を通り血液(栄養)が送り込まれるため
どんどん大きくなっていくわけで、
だからドロドロした血(ケツ)で出来ていると言えるかと思います
ところがわたくし、2年前に女性を卒業していまして(笑)
(つまり閉経しちゃったわけです)
そうなると、もう筋腫には栄養となる血液が送り込まれないので
大きくならないし、いずれは小さくなる、と言われています
となると筋腫に血(ケツ)が送り込まれないため
その筋腫の状態は「ドロドロの瘀血」と言うより
硬い「血(ケツ)の塊り」と言う方が正しいのではないか、と思ったのです
またポリープも血(ケツ)の塊だろうし
動脈硬化はまさに血管の内側が硬くなった状態ですよね
というわけで、桂枝茯苓丸より、もっと硬い血塊を取り除く作用の強い処方
ということで選んでみたのがこれ ↓
桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)です
桂枝茯苓丸は、瘀血を取り除く生薬と、水分代謝を良くする生薬の組み合わせ
つまり、ドロドロした液体の瘀血を取り除くわけです
一方桃核承気湯は、瘀血を取り除く生薬は同じですが、他は便通を良くする生薬
つまり固まった瘀血、つまり血塊を、便として体外に取り除くわけですね
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
だから妊婦さんは禁忌(絶対、服用しちゃダメ)です
赤ちゃんは栄養、つまり血(ケツ)の塊りなので
流産したり早産しちゃいます
特に桃核承気湯は排便効果が激しいため
注意しなくてはいけません
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さてそんな理論で考えた末、桃核承気湯を試すことにして
服用したところ・・・ん~、甘い
予想通り、「証(しょう)」に合ってるようです
中医学の先生が言っていた通り、とんでもない即効性で
服用後1時間くらいしてから、お腹がグルグル言い出し
ガスが出たり、トイレに行きたくなったり、物凄い効果でした
夕方に飲んだのですが、8時くらいから就寝する12時近くまで
30分おきにトイレに行く感じで、眠れないんじゃないかと心配しましたが
そこはやっぱり漢方薬
寝ている間は何の問題も無く、翌朝起きるまで大丈夫でした
翌日からは日中3-4時間ごとにトイレに行く感じで
1週間経って落ち着いてきましたが、
服用前より明らかにトイレにいく回数は多いです
そのため身体の中にある悪い物がどんどん出て行ってる感じがして快調
お腹もへっこんで来て、身体も軽くなった感じ
今のところ、体調がいいです
このまま、もう1週間飲み続け、様子を見ようと思います