今朝の日本経済新聞社会面の記事
東京電力福島第一原子力発電所事故による放射性物質の拡散が
周辺住民の健康に与える影響について
国連科学委員会がまとめた報告書案が、27日発表されたそうですが
これによると、大人や乳幼児など、
年齢別に全身や甲状腺への被曝線量を推計したところ
いずれも線量が低いため、
「今回の事故による放射線で、健康に悪影響は確認できず
今後も起こることは予測されない」と結論付けたそうです
この報告書案は国連科学委員会が2011年5月から作成してきたもので
10月の国連総会で報告書を提出するそうです
こちらは読売新聞
福島県民の甲状腺の被曝線量は、最大でもチェルノブイリの60分の1以下で
現在の調査で見つかっている甲状腺がんの患者数は
「今回の事故による被曝とは無関係に発生する割合だ」と結論付け
チェルノブイリ事故の一般的な避難者の
最大被曝量5000mSvを大きく下回っているため
「被曝線量が低く、福島はチェルノブイリではない」と指摘したとか
昨日の読売新聞環境欄に
チェルノブイリ原発事故の健康影響を研究する国際機関
「チェルノブイリ・ティシュー・バンク」所長の
ジェリー・トーマスさんのインタビュー記事が載っていました
「私たちは普段から多くの毒物に囲まれて生活をしていて
放射性物質もその一つに過ぎず、検知されたからといって
すぐに危険ということではない」
「CTスキャンの被曝線量は10mSv」
「発癌率が上昇する可能性があるのは100mSvと言われていて
これを下回れば、発癌率に優位な差は見られない
癌は放射線以外にも様々な原因があるためだ」
「
広島原爆で多くの人の命を奪ったのは放射能と思われているが
実際は爆発による熱エネルギーだった
爆心地から1.5km以内で被曝した人の寿命は
2.6年短いことが調査でわかったが
喫煙や肥満の方が寿命に与える影響は大きい」
「福島では避難が早く、汚染された食品も流通から外されたため
チェルノブイリに比べて被曝線量は非常に低い
当初心配された状況になっていないという事実を
きちんと認識することが重要だ」
「
福島の被曝の実態を把握し、健康リスクについて正確に理解する手助けをしたい」
うんうん、ありがたいですね
日本ではいまだに「放射能怖い」の、声の大きな人が
そこら中をかき回しているようですが
世界ではちゃんと「福島の原発事故は大きな問題がない」
ということをわかってきているんですよね
だから日本を訪れる外国人の観光客が最多数を記録するんですよ
放射能で汚染されてたら、観光になんて来るわけがない
円安追い風 訪日外国人、4月過去最高の92万人
こうやって、少しずつ少しずつ、
本当の専門家達が、正しい知識と本当の情報を確立し
福島を復興させていって欲しいと思います
頑張れ