なんという事でしょう 労働者の人格を尊重しろ ! 11時間労働をやめて 8時間労働制にして欲しい。歩合制から日給制にして欲しい。わずかな、たったこれだけの要求のストライキで雑司谷の玉椿道場にろう城していた1500名労働者に、寒い土砂降りの豪雨の中、多数の警察・憲兵は襲いかかり暴力を振るいます。あげく300名が解雇され、36名が逮捕・起訴されたのです。なんという事でしょう。日本 . . . 本文を読む
写真<製鉄所の大罷業は何故起こったか驚くべし36時間ブツ通しの労働を一ヶ月に8・9回反復・・・名づけて残業という>(博多毎日新聞1920.2.9)
1920年主要な労働争議① (読書メモ——「日本労働年鑑」第2集/1921年版 大原社研編)
ストライキ調査①件数と参加者 年 件数 参加人数 一件あたりの平均1914年 50件 . . . 本文を読む
写真・1920年2月26日大阪朝日新聞
読書メモ「日本労働年鑑」、ようやく1920年第2集に挑戦です。1920年を年表にまとめてみました。それにしてもすごい、最初に「森戸事件」、これ学術会議問題の菅政府の本性・本質と同じ。そしてご存じ官営八幡製鉄所の大ストライキ。こちらの資料や本はたくさんありますが、なんと浅原健三著「溶鉱炉の火は消えたり」を国会図書館デジタルコレクションで無料で読めることを発 . . . 本文を読む