正社員化を求めて!〜スリーエス非正規労働者がストライキ決行
この動画おすすめです。「正社員化を求めてストライキ」
2022年9月、(株)スリーエスコーポレーションで働く非正規労働者10名は、正社員化を求めて組合結成以来初めての3日間ストライキを行った。2016年日本労働評議会スリーエス分会を結成した。現場の工事部労働者は25人で、そのうち非正規職(時給制)が18人。かれらは正社員とまったく同じ働き方をしているのに、年収は正社員550万に対して非正規は370万と約3割低い。また賞与もまったくなく、時給1800円だけだという。
新宿御苑近くの東京支社前集会で組合員の若者たちは次々に声を上げた!
「労働者軽視の社長の姿勢を変えるには、労働者の権利行使しかないと考えストライキに立ち上がった。私たちは野田社長のドレイではない」
「6年間道理を通して要求してきたが、会社の差別的な物の見方はまったく変わらなかった」
「私は16年働いてきたが残業代はずっと理由もなく750円だった。組合が声を上げるまで変わらなかった。声を上げることが一番大事だと実感している。声を上げなければ、会社は永遠に私たちをドレイとして使い続けるつもりだ」
「われわれは会社が嫌いでストライキをやっているわけではない。愛社精神があるからやっている。非正規差別をなくしてほしいだけだ」
「非正規労働者を馬鹿にした態度に堪忍袋の緒が切れている。差別をやめろと声を大にして言いたい」
日本労働評議会顧問弁護士の指宿昭一さんは「法律だけで労働条件は変わらない。社会を変えることはできない。現場の労働者が立ち上がって、声を上げて行動を起こす。そういうことによって社会は変わっていく。労働者の権利は前進していくんです。頑張りましょう」と檄をとばした。
レイバーネット
http://www.labornetjp.org/news/2022/0930hokoku
東京新聞記事
https://www.tokyo-np.co.jp/article/205818
毎日新聞記事
https://mainichi.jp/articles/20221001/ddl/k13/040/012000c