先輩たちのたたかい

東部労組大久保製壜支部出身
https://www.youtube.com/watch?v=0us2dlzJ5jw

国鉄闘争団 そして家族会をわすれない

2010年07月04日 18時24分31秒 | 動画・映画
国鉄闘争団
そして家族会をわすれない

 

23年の国鉄闘争が6月28日の最高裁で和解調印されました。
私はどんな労働争議であれ、最終的に争議当該・当事者が決定したことは支持する立場です。
本当に23年間お疲れさまでした。
雇用問題の解決などたたかいはまだまだ続きますが、今後ともぜひ皆さまの貴重な経験を労働組合もなく苦しんでいる多くの未組織労働者の仲間のため、また全国でたたかう多くの争議団のためにお役だて下さることを心より期待しております。

23年間、数々の真剣な闘いがあってこそ今日の地平がありました。映画「人らしく生きよう」を久しぶりにみて感動が蘇ります。その中で忘れてはならない家族会の藤保美年子さんの発言を、今あらためて聞く意味もあるだろうと考えます。

2000年7月1日国労大会の
北海道音威子府闘争団家族会、藤保美年子さんの必死な訴え
肉声 http://www.geocities.jp/aichi200410/enzetsu.mp3

『代議員のみなさん、聞いてください。先ほど神宮さんが闘争団の代表としてしゃべっていたようですけれども、私たち家族は困ってません! (そうだ!の声)解雇を撤回するまでは、この13年間の思いを無駄にすることはできない。従って、どんなに苦しくたって政府の、JRの責任で解決するまで頑張ります!(拍手)そのことを、前もって言っておきたいと思います。

国労の正しさを信じて闘ってきた私たちの14年間がどうなるかの瀬戸際です。誰が責任とってくれるんですか! JRに責任ないということを認めてしまうと、後に何が残っているんですか? 

子供が聞いたって分かるじゃないですか。責任ない者に「なんとかJRに戻せ」、「なんとかお金を出せ」・・・責任ない者になんでそこまでしなくちゃならない? 責任があるから保証するんだろ!だから、JRに責任がないということを認めてはいけない。

私たちは、国労という組織を、不当なことを不当だといえる組織を信じ頑張ってきたんです。闘争団員に何の相談もなく、そして4党合意するにあたって何の保証もあるわけでなし、何の担保もないのを分かってて、無責任に私たちの人生を勝手に決めないでください! ・・・私たちが望んでいるのは、どんなに苦しくたって、どんなに辛いことがあったって、夫の解雇撤回、政府の責任でJRに戻すこと。私たちの悩み苦しんだ14年間に謝罪すること。闘争団そして家族、この要求は一歩も譲れません! 歳がいこうと、・・・(会場に向かって)わかる? わかりますか?(わかる!の声)歳がいこうと、JRに戻る年代がどうのとか・・・。私たちは、解雇されたあのときから止まっているんです。確かに顔を見たらシワも増えてる、確かに14年経ったら顔も老けた・・・・だけど私たちの気持ちはあのときに止まっているんです。それをぜひ分かって闘うための方針を議論してください。家族からのお願いです。よろしくお願いします。(会場、割れんばかりの拍手)』

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