■ルルはこの世の苦者
ルルは、五濁悪世真只中で苦悩のどん底にあえぎ、悪業に引きずられて行く運命の人間です。
自力に力みつつ、自力につまずいている弱者です。
人間はすべて、、めいめいの苦海に沈んでいるのだろうか?
一切の人間は、全て悩んでいるの?
毎日、毎日、うめいているの?
ぶつぶつ愚痴っているの?
一方で名利に振り回され、のぼせ上がって疲れはてる。
この行き詰まりの、この有様は、自己の煩悩からだったんだと、反省し得た時、その時が、如来の光に照らされた瞬間でした。
苦にいて、苦にならず
楽にいて、楽にならざる
滅なる中道の救いが開かれました。
■内省
苦しみに正比例して、内省が深まる。
「ルルはまさに過去久遠から苦海に沈んでいた。今後も永遠に苦海に沈むだろう、、そうゆう運命なんだ、、
あぁ、、他人ではなかった。この自分こそ悪人だ。痛い痛い、、
変わらなければ、、と、、努力はするが、反対に底なし沼へ沈む。
涙にくれ、底なし沼に沈む夜。
この世は安きことなし。
火宅の如し。
愛欲がからまり、ルルの人生は乱舞する。ルルはボケ酒を飲み、のぼせ上がり、目玉を白黒させている。
名利より愛が欲しい!
愛欲はルルをボケさせる。
女人は男子より罪が深い。
女性的愛欲の潤いは、男性的名利よりいっそう命をボケさせてしまう。
この行き詰まりの、この有様は自己の煩悩」
もう、自分の力では
もう、どうにもならないのです
もう、、どうにもならないのです
投げ出し、捨てた
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