こんにちは・・(^-^)
奈良に住んでいる私たちは、法隆寺が建つのは奈良県生駒郡斑鳩町ですよね。
しかし、ここを離れても、法隆寺の宝物に出合える場所があります?
その代表が、斑鳩町から遠く離れた東京・上野の東京国立博物館内にある施設、法隆寺宝物館です。
私は行ったことがないので、その内容も知りません?
1964年(昭和39年)オープンのここは2つのフロアからなっており、1階には国宝頂幡、金銅小幡などの宝物や観音菩薩立像などの金銅仏が、2階には鳳凰円文螺鈿唐櫃などの木・漆工調度品や、綾幡残欠などの染織品が多数展示されています。
伎楽面などが期間限定で特別展示されることもあります。
これらの貴重な文化遺産が法隆寺を離れてここに集められた背景には、明治時代になってまもなく行われた「廃仏毀釈」の影響があります。
廃仏毀釈とは明治政府が実施した「仏教寺院・仏像・経巻を破毀し、僧尼など出家者や寺院が受けていた特権を廃する」運動ですが、25円で売りに出され、薪になりかけた興福寺の五重塔と同じ運命が、法隆寺にも迫っていました。
また、戦後しばらくはの時期に五重塔の上部が「展望台」のような形で、解放され奈良市街地を眺めることもできたんですね。
法隆寺の高僧たちは、ここで一計を案じます。
1878年(明治11年)、貴重な宝物数百点を皇室に寄贈したんですね。
法隆寺所有の宝物の古美術品としての価値をアピールしました。
その結果、法隆寺は廃仏毀釈の魔の手を逃れ、広大な寺域と伽藍をそのままに維持することができました。
さらに、第二次大戦後になって、皇室に献納された宝物は国に移管されました。
やがては、法隆寺宝物館に納められることになったのです。
法隆寺宝物館は、東京にある「もう1つの法隆寺」と言ってもいいかもしれません。
そんな歴史経過で、東京に多くのものが流れたんですね。
そんな事がなければもっと多くの国宝があったのかなあ?
今朝は、プラごみの日だったので、ごみを出してきました・・(^-^)
マリア猫は雨の性か櫓こたつの下で眠っていますね・・(^-^)
私も寝不足なので、マリアと同じ場所で、昼寝しますね・・(^-^)
北海道の震災状況を見て心を痛めています。
早い復興を祈ります。
今日も良い日でありますように・・(^-^)