い・ち・に・ち

今更だけどいつも思っていた事

心季21

2025-03-04 16:41:50 | 心季
模様替えみたいに
きっかけとセンスがあったなら
すぐにやっていたのに

誰かの一言が心に残り
何かの戸惑いが足踏みをし
そのままを貫くのがつらい

昨日と同じなら楽なこと
毎日続けているつもりでも
いつも違ういちにちが来る

それは心も同じこと
空模様より短時間で複雑に
変わるさまを感じていても

眺めてばかりはいられない
ひたっていたら見つからない

空の青さが見えるのは
澄んだ空気の高さがあるから
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心季20

2025-03-03 16:20:20 | 心季
現実を過去に戻しても
無にはならないから
どんどん重なり圧縮して
どこに置いたか忘れるだけ

壊れることを回避して
無理やりも無駄にも
目をつぶる

リセットの奥に眠る
神の領域の仕事にも
休める時があるのだろうか

気に留めず本能の影に隠れても
やめることを知らないイキモノは
身を守るため動き続ける
現実をすべて抱いたまま今を過ぎる
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心季19

2025-03-02 16:30:50 | 心季
陽射しの中の梅の花
花粉症の名も知らず
初めて感じたハックション

あれ以来
車で通り過ぎるだけの花の季節
もしかしたら
ほかの草木のせいだとしても
近寄らないのが一番の策

雛ケーキの枯れない花に
梅マークのほほえみかけて
頬張る口元幼いままに

それでも
あたたかな季節の変わり目
大人女子のお祝いかねて
淡い桃色頭に浮かべ
身も心も春を迎える

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心季18

2025-03-01 15:41:15 | 心季
その言葉は少し着飾っている
独り言ではないのだから当たり前

誰かに届くのだから
頭脳を持つイキモノの本能だろう

ひとりではないこと
つながりを求めていること

どこまでさらけ出したら自分なのか

本音の形はつかめなくても
自分に見えていればいいのかもしれない

自分の辛さや嘘が見え隠れして
相手を巻き込むこともあるだろう

喜びや楽さが万歳しながら
声も気分も押し上げたとき

偶然重なる一瞬に居合わせたら
笑顔が咲いてしあわせになる


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