い・ち・に・ち

今更だけどいつも思っていた事

心深64

2024-12-31 16:04:50 | 心深
太陽から一直線
誰もが光を受けながら
反射する星の
やさしい明かりに憧れる

見上げないと届かなくても
遠い空から見つめてる
雲に隠れて眠る夜も
同じ呼吸で浮かんでる

寂しくはないけれど
呼び名の変わるいちにちを
誰かと迎えるいちにちを
このまま続けと願うだけ

宙の広さに比べても
天の深さに比べても
心に射す光の粒を
集めたしあわせ

すべてに感謝




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心深63

2024-12-30 15:42:42 | 心深
語ると信じて見つめてみた

まばたきはしたけれど
視線を受け取る瞳には届かず
つまりは
無言どころか存在すらない

脳が欲しなければ見えないモノ
何もない世界はないけれど
見たいものだけそこにある

心でも見えると信じてみた

破れそうな薄さでも
一日がかりの遠さでも

積み重ねれば
一歩でも進めれば
何かが見えると思ってた

心が語る
心が見る
深さを知って
高さを望む限り
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心深62

2024-12-29 16:43:43 | 心深
足したり引いたりしていたら
師走も過ぎるあと二日

家族の中で守られて
自分が主人公だと思った日
みんなの保護が当たり前で
あたたかさにどっぷり包まれる

それでも試練はやってきて
どうにかこうにか乗り越えた
助けた方が痛くても
気付かずその手をつかんでた

風に立つライオンの面持ちで
すっくと立って雨風を受ける
周りで見守る眼差し受けて
ひとり立ちだと思い込んだ

かけたり割ったり複雑になり
新年にもうすぐ会えるあと少し

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心深61

2024-12-28 16:38:00 | 心深
勝手に決めた必ずの決意

相手が要ることなら
同意が必要
ひとり突っ走っても
息切れ必須

阻むものは
ほんの少しの躊躇
半信半疑の自信

けれど
確実にそこにいるから
見える距離で動いているから

追いつきたい
並びたい
その瞳にうつる自分を見る
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心深60

2024-12-27 16:45:45 | 心深
雲の上から
三日月が見ている
朝焼けの空

まだいるよって
言ってるみたいに
薄い雲の隙間に浮かぶ

そんな空を見上げる日は
特別じゃなくても
別の世界にいるようで

さっきまでの空気が入れ替わり
新しい生き方が始まるみたいに
きのうを超えたいちにちになる

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