雑記帳

豊田市在住 あきたんの日記風ブログ 様々なジャンルのブログです。

🎥 アメリカン・スナイパー American Sniper

2025-01-19 12:39:21 | 観物/聴物
🎥 アメリカン・スナイパー
2014年製作
American Sniper
上映日:2015年02月21日
製作国:アメリカ
上映時間:132分
ジャンル:アクション ドラマ 戦争
配給:ワーナー・ブラザース映画
≪解説 あらすじ≫
 2014年のアメリカ合衆国の戦争映画。アメリカ海軍特殊部隊Navy SEALsの狙撃手・クリス・カイルの人生を描いた。クリス・カイルの自伝『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』を原作に、ジェイソン・ホール(英語版)脚本、クリント・イーストウッド監督によって制作された。2015年1月までに北米興行成績で2億1700万ドルを記録し、『プライベート・ライアン』の2億1650万ドルを超えてアメリカで公開された戦争映画史上最高の興行収入額となった。2015年2月には3億ドルを突破した。
 クリス・カイルはテキサス州に生まれ、厳格な父親から狩猟の技術を仕込まれながら育った。やがて時は経ち、ロデオに明け暮れていたカイルは、アメリカ大使館爆破事件をきっかけに海軍へ志願する。30歳という年齢ながら厳しい訓練を突破して特殊部隊シールズに配属され、私生活でも恋人タヤと共に幸せな生活を送るカイルであったが、間もなくアメリカ同時多発テロ事件を契機に戦争が始まり、カイルもタヤとの結婚式の場で戦地への派遣命令が下るのだった。イラク戦争で狙撃兵として類まれな才能を開花させたカイルは、多くの戦果から軍内で「伝説(レジェンド)」と称賛されると共に、敵からは「悪魔」と呼ばれ懸賞金をかけられていた。テロ組織を率いるザルカーウィーを捜索する作戦へと参加したカイルは1000m級の狙撃を得意とする元オリンピック射撃選手の敵スナイパー「ムスタファ」と遭遇し、以後何度も死闘を繰り広げる。繰り返される凄惨な戦いのなかで親友のビグルスは戦傷により視力を失い、戦争に疑問を感じ始めたマーク・リーは戦死し、強い兄にあこがれて海兵隊に入隊した弟はイラク派兵で心に深い傷を負って除隊した。同僚や弟が戦場で傷付き、倒れゆく様を目の当たりにし、徐々にカイルの心はPTSDに蝕ばまれていった。戦地から帰国するたびに変わっていく夫の姿に苦しみ、人間らしさを取り戻してほしいと嘆願するタヤの願いもむなしく、戦地から帰国するたびにカイルと家族との溝は広がっていく。4度目の派遣でサドルシティに赴いたカイルたちは敵の制圧地帯に展開し、ついに防護壁の工兵を射殺したムスタファの姿を捉える。ビグルスへの思いを込めて放った1発の銃弾はムスタファを貫いて敵陣の包囲網を辛くも突破し、宿命の長い戦いはついに幕を閉じる。除隊して帰国したカイルは、戦地の記憶に苛まれて一般社会に馴染めない日々を送り、戦地でもっと仲間を助けたかったという気持ちを医師に吐露するが、医師は「ここにも助けを必用とする者達がいる」と傷痍軍人たちを紹介する。やがて彼らとの交流を続けて少しずつ人間の心を取り戻し、家族との絆も復活させるカイルだが、ある日に退役軍人社会復帰プログラムの一環として赴いた射撃訓練先で、自分が支援していた退役軍人によって射殺されるのだった。スタッフロールでは、実際のクリス・カイルの葬列および追悼式の様子と、それを見守るために軍人、元軍人、さらには多数の一般市民までもが集まっている映像が映し出される。

★★★☆☆
●やはり、戦争が身近にない日本では、実感というか、深刻さというモノがなかなか伝わりにくい。戦争の
犠牲者が、殺された者だけでなく、殺す側にもあるということが、よくわかっていない。ランボーでもそう
だったが、アクションが派手であれば、そちらに目が行くが、この映画では、戦争にかかわる人たちが、徐々
にむしばまれていくところが描かれる。そして、除隊して派兵によってむしばまれた心をいやそうとした、ス
ナイパーが、退役軍人を支援していたところ、撃たれて死んでしまう。なんともやるせない、戦争犯罪という
モノを思い知らされる映画。クリントイーストウッドはすごいね。

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