詩;『ひとり』

「ひとり」

何かがあっても
そこには
私しかいない。
他の誰も
私になれない。
私は私の
道を行き、
そして
どこかへたどり着くが
そこは
私だけの世界。
他の誰も
いけないところ。

そこでは
たった一人。
でも
何かで
繋がっている
私たちがいて、
いつも
傍にいる。

私たちの
心が
繋がっていて
そこには
また
何か
大きな手の中で
大きな胸の中で
大きな懐の中で
安らかな
時を過ごしていく。

私は一人で、
そして
ひとりじゃない。