昨日とは一転して、今日は太平洋側も雪の予報、静岡の井川も4センチほど積もったようですが、ここ焼津は朝から冷たい雨です。
そんな中「落語を100倍楽しむ方法 」講演会に午後からミュージコまで出かけました。
足元はひやひや・・・。
悪口コンテストの審査委員もされ、県教委スクールカウンセラーをされているという堀内正文氏は古典芸能通だということです。
2時間以上の長丁場、江戸古典落語の真髄をおもしろおかしく話されました。
江戸落語は年の瀬をテーマにした物が多い、たまった借金を払えないという悲劇的なことなのに、それを人に話して喜劇にしてしまう話芸のすばらしさも伝わりました。
登場人物の味付けの仕方、客が自然と話に吸い込まれ、おかしさがこみ上げてくるのは、言葉の魅力を、頭を柔らかにして聴くことで、生きる智恵を気づかせる良さが落語にはあるということです。解ったような解らないような・・・。
それでも笑う事で、チマチマした自分に気づくだけでもいいんですよね。