うの花のにおう垣根に ほととぎす 早も来なきて しのびねもらす 夏は来ぬ
「夏は来ぬ」は5番まであるんですよ!
http://www.youtube.com/watch?v=UeZ9GyInxNg
小学生の頃から唄っていたこの歌を聴くと、毎年季節を感じ、懐かしい。
ある人が、「うの花って"豆腐のおから"だと思った」と言った。
豆腐のカスがこの花に似ていることからそう呼ばれるようになったようだが、
その時「卯の花」ってどんな花なんだろう?と疑問を持って調べた。
そして卯月頃に咲く「空木(うつぎ)の花」だと言う事がわかった。
「茎や根の中心部分が空洞になっていることから空木という名がつき、5月後半~6月にかけて白い花を咲かせ、丸いコマのような形の実をつける。
材質が固く、昔から木釘として重宝され、生垣も珍しくなかった」と。
”におうかきねに”とあるが、実際にはこの花は匂いが無く、
花ざかりの様子を『におう』という言葉であらわしているようである。