突然ですが、きょうは寺社仏閣を訪れるとやらずにいられないお賽銭の話。
時と場合によって違うでしょうが、皆さんお賽銭はどのぐらいしますか?
日本人は昔から縁起をかついだり、語呂合わせが好きです。
お賽銭で入れる金額もいろいろな語呂合わせによって意味があるようなんです。
1万円は『円万』ということから、『円満に通ず』という意味に・・・。
お賽銭の本当の意味は「神様に願いを叶えてもらうための代金」ではなく、神様に感謝の意思を示すためのものだそうです。
高ければ高いほどご利益をいただけるというものではないと思うのです。
庶民の私は「100の縁」の意味合いから好まれると聞いたことがありますので、大体100円を目安にしています。
縁起のいいお賽銭の額は次の通り。
5円 ご縁
11円 いい縁
20円 二重縁
25円 二重にご縁
41円 始終いい縁
45円 始終ご縁
5円は「先が見通せる」という理由で縁起が良いとされていても、心理的になにかお賽銭額に5円はちょっとね?
それに端数の金額も…。
ただお賽銭には避けたいお金としてあるのが、10円と500円。
500円:これ以上大きい硬貨(効果)がない)
10円:遠縁でご縁を遠ざけてしまう
10円(五円玉2枚)なら「重ね重ね五円がありますように」となるから、10円ですましたければ5円玉2個にすればいいんですね。
大混雑しているとき、遠くから硬貨を思いっきり投げつける人がいますが、やはり感謝の意味を込めるために、そっと入れるのがマナーでしょう。