新型コロナウイルスによる肺炎が拡大し、いまだ収束の兆しが見えません。
今日、放課後ディサービスをしている友人が、「薬局どころか、ホームセンターにもマスクがなくって困っちゃう!」と言っていました。
地方でもそうなんだ~~~!
今では工場などで防塵作業に使う防塵マスクさえも品薄状態になっているそうです。
何かあるとすぐに買い占めたり、ネットで高額販売したりする人がいるからですよね?
1973年のオイルショックの時もトイレットペーパーが店頭から消えました。
又、真偽不明の情報やデマがネット上で多数飛び交っています。デマは極めて悪質な偽情報。
「武漢から来た中国人観光客が関空で発熱・せきをしているのが見つかり、病院へ搬送されたものの逃げた」
デマ情報でした。
「御殿場市内に感染者がいる」これもデマ。情報が拡散したので、市がこうした情報を否定し、冷静な対応を呼び掛けていました。
「重症患者がたくさんいる」「入院中の重症者が抜け出して観光地でウイルスをまき散らしている」
SNSにより、デマ情報が瞬く間に拡散してしまう時代です。
震災の後、誰もが不安な思いをしながら余震に怯えている時にも、たくさんのデマ情報が飛び交い、風評被害で東北の人たちはずいぶん苦しんだといわれています。
何か自分のみにふりかかる危機があった時、過剰に働く防衛本能から生まれるものであると言ってよいでしょう。
デマをわざと流すことによって人々の気持ちを扇動し、何らかの行動を起こさせるという悪意を含んだ意図がある事も考えられます。
それには、未確認の情報はむやみに拡散しないよう、ネット上の情報の真意を確かめる事が大切になります。