私たちは、普段の食事でさまざまな食材を同時に摂っています。
ご飯などの主食に、肉や野菜などのおかずといった具合ですが、こうした組み合わせは体に良いものもある一方で、逆に体へ悪影響を及ぼすものもあります。
そのような体に良くない食べ物の組み合わせは、「食べ合わせが悪い」として古くから
いろいろな例が挙げられてきました。
私も親からも言われていた「うなぎと梅干は食べ合わせが悪い」という有名な言い伝え。
しかし医学的には根拠がなく、逆に相性が良い組み合わせであると最近知りました。
梅干しの酸味のもとはクエン酸で、唾液や胃液などの分泌を促す働きがあり、うなぎの脂を消化しやすくしてくれ、どちらも疲労回復効果が期待できる食材なため、スタミナをつけたいときなどに一緒に食べるのがおすすめだそうです。
実は健康によい組み合わせは、普段から何気なく一緒に食べている食材です。
納豆とネギ:ビタミンB1の吸収を促進
トマトとアボカド:抗酸化作用
焼き魚と大根おろし:「アミラーゼ」という酵素が豊富に含まれており魚のたんぱく質の消化を助ける
レモンと牡蠣:鉄分の吸収を促進
とんかつとキャベツ:胃もたれを抑制
豚肉と玉ねぎ:豚肉に含まれるビタミンB1と、玉ねぎのアリシンは結合しやすい性質を持っていて、体内への吸収効率がアップ
白米とお酢:糖の吸収を抑制
ビタミンEを多く含むブロッコリー、ほうれん草、ナッツ類を食べる際は、ビタミンCが多く含まれるオレンジやキウイ、イチゴなどの果物を一緒に摂取すると良いようです。
うなぎとスイカも食べ合わせが悪いと言われますが、体を冷やしてしまうことで消化を妨げてしまい、胃腸に負担がかかる食べ合わせと言われます。
しかし大量に食べなければ影響は少ないようですから気にしなくても良いようですよ。
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