しろいはね くろいはね

感情解放、ヒーリング、意識の目覚めをキーワードに日々の気づきを綴っていきます

癒しのときを待つ子ども

2010年02月22日 11時30分16秒 | 日記

21,22日の土日で、ヒプノセラピーの年齢退行・インナーチャイルド講座に行ってきました。3月くらいまでこんなふうに色々なセミナーで勉強していくので、土日祝日にお休みが集中してしまいます。お客様にはご不自由をおかけしますが、さらにパワフルなヒーリングを目指してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

このインナーチャイルド講座は今週末まで続きますが、なかなかハードです。前世療法は前世のことでこの人生ではないため、年齢退行よりも比較的切り離しでとらえやすいところがあります。けれど、年齢退行はこの人生のことなので傷が実に生々しく、向き合うのにも数段のエネルギーが必要です。他の受講者もクライアント役、セラピスト役ともにセッションが終わると、ぐったりといった具合でした。

ちなみに、ヒプノセラピーの中の暗示療法、前世療法は、友人・知人或いは親子でも可能ですが、唯一この年齢退行療法だけは親子ではできません。傷ついた心の原因が、セラピーを行う側として目の前にいる状況では、今なお痛み続けている弱い部分を出すことができないからです。

潜在意識は忘れることがなく、すべての記憶が貯蔵されています。深い催眠に入ると、顕在意識で覚えていない記憶が次々と呼び起こされてきます。当人にとって向き合うのが辛い経験は深い深い底の方に沈んでいますが、成長してしっかりと受け止めることができる力がついてくると、そうした記憶を掘り起こし、癒す場へ意識して、或いは無意識にも導かれるのでしょう。

インナーチャイルド療法は一回で終わるということはまずありません。少しずつ少しずつ、玉ねぎを剥くように一枚はがすごとに涙を流しつつ自分自身を癒していきます。そうして、本来の自分を取り戻していくのです。

さぁ、あなたの中には何人の取り残された子どもが「癒しのとき」を待っているのでしょうか。

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