埋め込まれた不安のプログラム

恐れや不安感って、
調子のいい時はすっかり忘れていて、
そんなもの、全然ないですけど～？
みたいな感じになるのですが、

一旦噴き出してくると、
なかなかにしぶとく不快な感覚で、
嫌なものです。

人生を振り返ってみて、
様々な時期に様々な理由で
不安になったり恐れを抱いたり
していたけれど、

その質感自体を見てみれば、
どの恐れも不安も、ほぼ同じものが
繰り返していると言えるように思います。

そうした感情に飲み込まれているときは、
原因は何だろう？どう対処したら良いだろう？
などとグルグル考えていて、すっかり
ストーリーに飲み込まれているのですが、

その感情のエネルギー自体に
フォーカスして受け止めてみるということは
なかなかできていなかったように思います。

もちろん、その状況状況で
やるべきことはしっかりやったうえで、
今回は繰り返している感情のエネルギー自体に
フォーカスして、みっちり受け止めてみよう
と思いました。

じ～っと不安の感触を感じて
命の呼吸を送り続けていましたが、
なかなかにしぶとく、少しは軽くなるものの、
根本的に無くなることはありませんでした。

この不安故に、
先日ハートの奥で見つけた喜びを
この世界、この人生で体現することが
阻まれていたので、ここは何とか
クリアしたいものです。

そんな風に思いながら、
それでもじ～とさらに受け止めていたとき、
ふと、これは組み込まれたプログラムだ！
というインスピレーションがやってきました。

あぁそうか、私たちが目覚めないように、
ある存在にとって都合の良い状態に
留めておくために仕込まれたものだ、
と理解した瞬間、あのしぶとかった不安感が
す～っと消えていきました。

何とも不思議でしたが、
私たちの中にはしばしば、こんな風に
知らぬ間に外部から埋め込まれた
プログラムが見つかることがあります。

誰が仕込んでいるのか、それは様々なのですが、
今回の場合は、見えざる存在、宇宙人か、
それに近いような存在のような気配でした。

まぁその真偽はさておき、
見破るとその働きが停止するというのは
面白いな、と思いました。

不安のプログラムが停止したところで
あの神聖な喜びを体現して生きること
をもう一度思って見ると、

まだフタのような感覚があって、
今一つリアルにその喜びが体現
できるような感覚になっていません。

その感覚をさらに見ていくと、
どんよりと重く、冷めているというか、
諦めているような感覚があり、
これもまた私の中では馴染み深い
感覚の一つでした。

そこでさらにそれを命の呼吸とともに
受け止めていくと、これまでも、
何か心浮き立つことがあると次の瞬間、

そのワクワクがしゅ～んとしぼんで
途端に陳腐でつまらないものに感じられる
ということがよくあったことを
思い出しました。

その感覚を辿っていくと、
自分でやったのか外部からの埋め込みなのか
不明ですが、背中と喉の辺りに詰まる感じ、
蓋をされたような感触がありました。

そして、余計なことに心が向かないように、
という意図のようなものも見えたのですが、
喜びの通りに生きてしまうと生きて行けない
（食べていけないくらいの意味）という
信念に紐づいていることがわかりました。

この信念、両親も良く言っていた
気がするので、ご先祖様からも入っている
のかな、と思うのですが、

いかにこの信念が人生の輝きを奪うのか
というのもしみじみ思いました。

人生から喜びを抹消することで、
目の前のつまらないことに自分を
固定する、という仕組みが見えてきました。

喜びを生きて人生に地に足を着ける
というところがまだ接続できていなくて、
この辺りがカギかな、と思います。

だから、この喜びをこの世界で生きて良い
というのが、すごく私にとっては
切なる救済なのでした。

いつぞやの人生で、この世のすべての喜びを
来世に回して生きた人生もあったような。

チェックしてみたら、
一部、現世でも継続中のようでした。

何か、願掛けでもしていたのかな。

これも解いて大丈夫そうだったので、
解除してみたら感覚が変わりました。

願解き、大事ですね。

さて、これで少し
様子を見てみることにします。

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