と思います…

原発や周辺の箱物施設は
多くの雇用を生み
多くの方々が働いていますが
原発と雇用は
全く別の問題として考えるべきだと
僕は思います…

国の食糧基地…

この原発で事故が起きれば
その被害はおそらく
福島原発現状の比ではない…

それは
周辺観光全滅による
道経済の大危機だけでは収まらず
汚染、そして風評により
多くの第一次産業が壊滅すれば
日本中のマーケットから
北海道と名の付く品々が消え
それはこの国の食糧危機を意味する…

北の大地はそれ程までに
食糧基地として
この国を潤してくれている…

電源三法の土地…

岩内・共和・泊・神恵内の
四つの町村には
電源三法によって
国からの交付金が流れ
そんな土地の中で
原発の話題に触れる事は
相相当当なタブーとされるが
そんな中にも
原発の不要を訴える看板がたっていた…

危険か安全か…

泊原発のすぐ西に
ユーラシアと北米プレートの境界があり
15キロ沖の海底には
長さ70kmの活断層が確認されている…

それは建設当時の安全審査基準に
組み入れられていないか
もしくは、黙殺されている…

街とエネルギー…

原発から3km北の地域は
北海道最古の炭坑として
賑わった歴史があり
古くから国のエネルギー産業と
深い関わりを持ってきた…

それは
柏崎刈羽原発を抱える新潟が
かつて油田で栄えた事とよく似ている…

化石燃料枯渇により
村の存続が危ぶまれた中で
原発立地として
狙い撃ちされた事を想像する…