



1997年3月19日午後5時半ごろ
東京渋谷区丸山町の木造二階建アパート
「喜寿荘」1階101号室の空き部屋で
東京電力本店に勤める渡○○子さんが
絞殺死体となって発見された未解決事件…
死亡推定時刻は8日深夜から9日未明
隣のビルに住む不法滞在のネパール人が
犯人として逮捕、収監されたが
後に冤罪となり釈放その後帰国している…
しかしこの事件が最も注目を集めたのは
被害者女性の二つの顔
昼は大企業のエリート社員でありながら
夜は客を誘い売春を繰り返す事実…
この事件を元にした本も多数出版され
佐野眞一という作家は
「東電OL殺人事件」とかって小説を執筆…
他人の不幸でメシを食っている…
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という話がざっくりした内容なんですが
結局謎が多くて迷宮入り…
サイトや資料で情報を確認したんですが
当時の報道はどれも
夜の顔を持つ彼女の事を
辱める様なものばかりだったとの事です…
因みにサイトを眺めても似たようなもの…
夜の私生活の話題が突出していて
故人を好奇の目に晒すデリカシーの無さ…
しかしながら事件に関わる様々は
どれもこれも本当のようなウソのような…
因みに写真一枚目は
仕事を終えた被害者が着替えをしていた
「渋谷109…」
そこから道玄坂界隈で街娼
まん福亭の横の階段を登った左側の部屋
喜寿荘の101号室が
彼女の死体発見現場でしたが
ここで殺害されたか
殺害後に遺体が持ち込まれたかは闇の中…
2階に住む当時女子高生は深夜12時
101号室の前で性交する声を聞いたと
警察に証言している…
写真5枚目右側の建物は喜寿荘のウラ側
隣の白い建物401号室には
冤罪逮捕されたゴビンダ氏が住んでいた…
福島原発事故以降
原子力世界の闇の呪縛が消え薄れたのか
忘れられたこの話が
薄暗い陰謀を上乗せして再浮上
実際に原発の未来に批判的だった彼女が
闇にほうむられたという話も
一部ではほぼ定説として捉えられている…
現に東電役員候補だった彼女の父親も
原発に批判的だったため降格人事に遭い
翌年若くして癌で亡くなった…
父親の後を継いだ彼女も葬られたのだと
今更ながらにそんな声は多いが
死んでなお
辱められた彼女が報れる事は無いだろう…
という訳で今夜は奏者不明のこの曲です…
「弔いの日…」
http://m.youtube.com/watch?v=0KNZNQz4dc0
