妖怪モノのイメージボードから。
達磨と豆腐小僧とそで引き小僧の三人が、満員電車からフラフラになって出てくるところ。

自分が、上京したばかりの頃に感じた事を、三人の妖怪を通して描いてみました。
渋谷のスクランブル交差点。
人の多さに驚いて、目がまん丸に見開いたままの豆腐小僧。

どこへ向かっているのかも分からず、人波を縫うようにひたすら走る三人。
この後、巨大な墓石みたいな高層ビルを駆け上がり、東京の街を見渡しながら、はぐれてしまった妖怪の仲間たちのことを思います。
みんなそれぞれ、どうしてるだろうか。
元気で頑張ってるだろうか。
残暑見舞い申し上げます。
まだまだ暑い日が続きますが、どうぞ、ご自愛下さい。