トランセンド【ジャパンカップ・D】敵は外枠だけ、『2連覇に最大の試練』

スタートしてから最初のコーナーまで約300mと比較的短く逃げ、先行馬に
とって外枠が有利に働くことは無いでしょう

8枠16番に入ったトランセンドにとっては、大きな試練となってしまいました
7枠13番のヤマニンキングリーのデムーロ騎手の出方がかなりのウエイトを占めそう
ある程度は前に出していくと考えられます、その前にでるとなるとかなり脚を使って
しまうでしょうし、3，4番手で控えるにしても最初のコーナーでは外を回ってしまう
ことになり最後の粘りに影響してしまいます。

トランセンドはこれまでに15番スタートが2度ありますが、いずれも負けています
3歳秋の新潟エルムSでは果敢に前に行くも直線では僅かに脚が鈍り0.3差4着に負けています

つづく東京武蔵野Sでは出が悪く中団からのレースになり、上り36.5とそれなりの脚を
使うも0.4差6着と惨敗でした。
ただ、彼が惨敗したのは3歳＆4歳春だけでそれ以降では惨敗は皆無です
と言うのも極端な外枠に入ったのはこの時だけですから
2連覇に『最大の試練』が立ちはだかってきた事になっちゃいました。

能力が１００％以上発揮出切るのは先行した時です、藤田騎手がどんな手綱裁きを
見せてくれるのか、また、他陣営がどんな妨害策をとってくるかそれに尽きるでしょうね
能力を出し切ることが出来れば藤田騎手の勝ち、そうでなければ・・・。