棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

亀裂がはいる  3-土蔵

2008-09-08 09:36:01 | 山郷の暮し
土蔵を展示場にしようとは思っていたが、1980年から90年後半は、海外の辺境地への一人旅の真っ最中。
年間ほぼ半分はいない生活で、土蔵改造資金があれば 外でフラフラ自己改造。
90年代後半、フット、土蔵の壁にひびが入っているのにきずく。
かといって、かしがっている風でもなく、特に雨漏りなどわからない。
この土蔵は、大正5年3月吉日 天長地久四海水 と墨痕鮮やかに棟木に書かれていた。

ところが、5年ほど前から、明らかに前かがみになっている。
これはヤバイト専門家に見てもらうと
「コレは手遅れ。雨漏りとアリにおかされています。壁画はもったいないが、壊すしかない」
壊すにしても、バカにならないお金がかかる。
一番の問題は、我が家には直接車が入れないことだ。

 ワイヤーを張って危険防止をしてもらう。
前面が開いているから、自然崩壊がベターということに。
教えてもらったとうり、ぼちぼち、自分で瓦を内部に落とし込む。
写真は賢犬サクラと崩壊直前の土蔵

ネッシーの夢--ラスト

2008-09-08 09:19:22 | 大人の童話
冬が来て 湖はようやく静かになりました。

お魚さんたちが言ったように、人間は恐ろしい。
僕の見たのは 人間ジャーなくて 妖精さんたちに違いないんだ。
だって、人間が来てから 妖精さんたちの音楽会は なくなってしまったもの・・・。

ネッシーは 深い水底で妖精の音楽会を夢見ていました。


ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本