ホンタイジに優しくされる海欄珠をみてサイチーヤー(玉児母)は
「相変わらず男の同情を誘っている」と憎々しげにつぶやく。
サイチーヤーは 海欄珠へ贈り物として宮女に届けさす。
サイチーヤーから届いた血燕の巣をみると 海欄珠は嫌いだという
宮女は下げようとするが、入ってきたホンタイジはせっかくだから受け取れ
もったいないとホンタイジが食べる。
そして海欄珠にも勧めるとしぶしぶ口にしかけた。
その時 ホンタイジが苦しみ出した。
あわてて海欄珠の持っている器を払うとホンタイジは倒れた。
当然 サイチーヤーが疑われ 牢獄に入れられた。
ドルゴンは牢獄に入れられているサイチーヤーのもとへ行く。
「あなたの仕業か?」「そう思っているでしょう」
「ここは盛京 海欄珠は今や陛下が最も寵愛する福晋だ 手を下すなんて持ってのほかだ」
声を荒げるドルゴンに「のさばらせたくなかった 手を下してはいけない?」
顏色ひとつ変えずに言うサイチーヤー
「認めるのだな 玉児を巻き添えにするとは考えなかったのか?」
「娘の為にしたこと 家族は一蓮托生 巻き添えすることくらい覚悟のうえよ」
「よくも!」怒りを抑えきれず手を振り上げるドルゴン「それでも玉児の母親か!」
「どうしたの?たたけばいいでしょう?」
「女はたたかない」
「私が最愛の女の母だからでしょう? 図星のようね 私の目は正しかった」
するといきなりサイチーヤーはひざまずき
「十四親王 娘を頼みます」頭を下げる。
「これまで私は大勢の者を陥れて来た 今更死ぬことなど怖くはない
だけど心配なのは私を陥れた者が私の死後 玉児を狙うかも、
許して下さい 先程は無礼でした でも玉児への愛を確かめたかったのです
これで安心して玉児を託せます」ドルゴンを見上げ
「私の一生の一度のお願いです 生涯をかけてお守りください」
母の想いをドルゴンにぶつけるサイチーヤー そして頭をたれる
しっかりとうなずくドルゴン
ドルゴンは玉児に「信じるのだ お母君はあんなことはしない」
「そう思いたい」「何か知っているのか?」
玉児は母のお付きのウーランが持っていた衣装には鳳凰の刺繍がしてあり
ういきょうの匂いがした。これは妊婦が嗅ぐと流産する。
その罪を叔母上にきせる?と怪しむが
ドルゴンは「お母君の計画を阻止したのだな でも陛下は毒にあたったのだ」
「母はそこまでバカじゃないわ きっと濡れ衣よ 信じて」
「サイチーヤーは私にひざまずいて君を守ってくれと言われた
君を傷つけるようなことはしない 君を信じる 真相を探りだし
無実を証明する」ドルゴンは約束をする。
サイチーヤーの下女ウーランが毒殺された事を突き止める。
ホンタイジに報告しようとしたが海欄珠にはばまれ会うことができない。
玉児は哲哲しかいないと嘆願に赴く。
玉児の言葉に信じると言う哲哲だが「陛下は海欄珠に処分を委ねた」と言い
「なぜ陛下が、」玉児は困惑
「救う方法は只1つ 姉妹の情に訴えるしかない」助言するが
玉児が去った後の哲哲のふてぶてしい表情 本性が現れる。
(哲哲がウーランを使って 海欄珠の流産を狙ったわけ)
海欄珠は玉児に“幸運の星”で災いを消しされるのなら 天に祈れば吹雪もやむ
そうできれば 海福晋も天意に従い 母に会わせると言う。
玉児は吹雪の中で祈り続ける。「天よ 姉さんが母を許してくれますよう」
海欄珠とサイチーヤー
海欄珠はサイチーヤーに「今日は母タナの命日 拝みなさいよ」と言うが
サイチーヤーは「死んでも嫌だ 私を殺したら?」
「サイチーヤーの死後すべての罪を玉児になすりつけるわ」と脅す
サイチーヤー「そんな横暴が許されると思う?」
「あなたこそ横暴だった」
「玉児を陥れないで お願いよ」
そういうとサイチーヤーはタナの霊前に座り 額を地につけた。
海欄珠は「母さん ようやくサイチーヤーが頭をさげたわ」声高らかに笑う。
そして今までの恨みつらみを吐きだすようにサイチーヤーに投げかける。
「手を下したのは私 敵を討ちたいのなら私に復讐すればいい
玉児は私に背いてまであなたを助けて来た 良心があるなら玉児は見逃して」
サイチーヤーは母として玉児を守ろうと 海欄珠の条件に従い
顏に自ら傷を付けた。勝手母タナの顏を傷つけたように。
(この時とばかりに残酷な復讐をする海欄珠 玉児母も残酷だったので
自業自得かも かわいそうなのは玉児 純粋なだけに)
サイチーヤーは罰として宮殿内の掃除をさせられる
海欄珠は一か月すれば許して解放すると言う。玉児も手伝う。
母と娘が初めて分かりあえ 寄り添うひと時
牢獄のサイチーヤーは哲哲を呼ぶ
「どうやってウーランが私に背くようにしむけたのかしら」哲哲に聞く
「一族を使用人の身分から解放し 将来の栄華を約束したのよ」
悪びれることなくいう哲哲
(まとめると
サイチーヤーが海欄珠に贈り物とした衣装に流産の恐れのある香料を
ふりかけウーランに持って行かす途中玉児が邪魔をした。
それを見た哲哲が毒入り血燕の巣を代わりに買収したウーランを使って
下女に持って行かせ それをホンタイジが毒見して倒れ
当然サイチーヤーが疑われた。)
「すべてあなたから学んだのよ 清の後宮では皇后である私が主
あなたは自滅したの 恨まないでね」哲哲は言う
「すべて私の仕業だわ でも玉児は天真爛漫で善良 陰謀とは無縁
昔と同じようにあなたを叔母として慕っている 情けをかけると思って
玉児の事は見逃して、、」そこへ玉児が入ってくる。
哲哲が入れた火鉢を見て
「手を差し伸べてくれるのは叔母上だけね」信じて疑わない玉児
そんな玉児に「この世で自分以外は決して信じてはいけない 心しておくのよ」
言い聞かせるサイチーヤー
そして ナムチョンを手紙で呼び
「海欄珠は娘の敵 手を組まないで」頼むが
ナムチョンは「自分の命さえ危ないのに私に命令?笑わせないで」と一笑に伏す
「阿古拉の事をばらすわよ」脅かす
「死にたいの?」こぶしを握り 怒るナムチョン
声高らかに笑うサイチーヤー「この期に及んで死が怖いと思う?」
「一人で死ぬのは寂しいから 2人を道連れにする
もし 阿古拉と海欄珠をけん制してくれるなら あなたは私にとって有益となる」
了承しないなら ナムチョンが受け取った同じ手紙が陛下にも送ると言う
それは阿古拉とナムチョンの関係を暴露する内容
ホンタイジは海欄珠に
「サイチーヤーと玉児の処罰が足らないのか?
もう恨みにとらわれるな 子も生まれる殺し合いは避けたい
サイチーヤーが今月中の罰を終えれば今後盛京に入ることを禁じる
そなたにも手は出せん」言い聞かせていた。
卓林の墓
玉児がお参りしているとこへ 海欄珠もやってきた。
「今日は卓林さんの誕生日 覚えていたのね」玉児が言うと
「忘れた事はない」と海欄珠
「心に憎しみしかない 姉さんは変わった だけどまだ卓林さんを覚えていた
昔の姉さんはまだ残っている」
「憎しみ以外は すべて失った」
「子に同じ人生を歩ませるつもり?憎しみを植え付けるつもり?
タナ母と卓林に許してといつも祈っている 姉さんを救ってとも
なぜなら 幸せそうではないから」
その時 蛇が海欄珠めがけて襲ってきた。
「相変わらず男の同情を誘っている」と憎々しげにつぶやく。
サイチーヤーは 海欄珠へ贈り物として宮女に届けさす。
サイチーヤーから届いた血燕の巣をみると 海欄珠は嫌いだという
宮女は下げようとするが、入ってきたホンタイジはせっかくだから受け取れ
もったいないとホンタイジが食べる。
そして海欄珠にも勧めるとしぶしぶ口にしかけた。
その時 ホンタイジが苦しみ出した。
あわてて海欄珠の持っている器を払うとホンタイジは倒れた。
当然 サイチーヤーが疑われ 牢獄に入れられた。
ドルゴンは牢獄に入れられているサイチーヤーのもとへ行く。
「あなたの仕業か?」「そう思っているでしょう」
「ここは盛京 海欄珠は今や陛下が最も寵愛する福晋だ 手を下すなんて持ってのほかだ」
声を荒げるドルゴンに「のさばらせたくなかった 手を下してはいけない?」
顏色ひとつ変えずに言うサイチーヤー
「認めるのだな 玉児を巻き添えにするとは考えなかったのか?」
「娘の為にしたこと 家族は一蓮托生 巻き添えすることくらい覚悟のうえよ」
「よくも!」怒りを抑えきれず手を振り上げるドルゴン「それでも玉児の母親か!」
「どうしたの?たたけばいいでしょう?」
「女はたたかない」
「私が最愛の女の母だからでしょう? 図星のようね 私の目は正しかった」
するといきなりサイチーヤーはひざまずき
「十四親王 娘を頼みます」頭を下げる。
「これまで私は大勢の者を陥れて来た 今更死ぬことなど怖くはない
だけど心配なのは私を陥れた者が私の死後 玉児を狙うかも、
許して下さい 先程は無礼でした でも玉児への愛を確かめたかったのです
これで安心して玉児を託せます」ドルゴンを見上げ
「私の一生の一度のお願いです 生涯をかけてお守りください」
母の想いをドルゴンにぶつけるサイチーヤー そして頭をたれる
しっかりとうなずくドルゴン
ドルゴンは玉児に「信じるのだ お母君はあんなことはしない」
「そう思いたい」「何か知っているのか?」
玉児は母のお付きのウーランが持っていた衣装には鳳凰の刺繍がしてあり
ういきょうの匂いがした。これは妊婦が嗅ぐと流産する。
その罪を叔母上にきせる?と怪しむが
ドルゴンは「お母君の計画を阻止したのだな でも陛下は毒にあたったのだ」
「母はそこまでバカじゃないわ きっと濡れ衣よ 信じて」
「サイチーヤーは私にひざまずいて君を守ってくれと言われた
君を傷つけるようなことはしない 君を信じる 真相を探りだし
無実を証明する」ドルゴンは約束をする。
サイチーヤーの下女ウーランが毒殺された事を突き止める。
ホンタイジに報告しようとしたが海欄珠にはばまれ会うことができない。
玉児は哲哲しかいないと嘆願に赴く。
玉児の言葉に信じると言う哲哲だが「陛下は海欄珠に処分を委ねた」と言い
「なぜ陛下が、」玉児は困惑
「救う方法は只1つ 姉妹の情に訴えるしかない」助言するが
玉児が去った後の哲哲のふてぶてしい表情 本性が現れる。
(哲哲がウーランを使って 海欄珠の流産を狙ったわけ)
海欄珠は玉児に“幸運の星”で災いを消しされるのなら 天に祈れば吹雪もやむ
そうできれば 海福晋も天意に従い 母に会わせると言う。
玉児は吹雪の中で祈り続ける。「天よ 姉さんが母を許してくれますよう」
海欄珠とサイチーヤー
海欄珠はサイチーヤーに「今日は母タナの命日 拝みなさいよ」と言うが
サイチーヤーは「死んでも嫌だ 私を殺したら?」
「サイチーヤーの死後すべての罪を玉児になすりつけるわ」と脅す
サイチーヤー「そんな横暴が許されると思う?」
「あなたこそ横暴だった」
「玉児を陥れないで お願いよ」
そういうとサイチーヤーはタナの霊前に座り 額を地につけた。
海欄珠は「母さん ようやくサイチーヤーが頭をさげたわ」声高らかに笑う。
そして今までの恨みつらみを吐きだすようにサイチーヤーに投げかける。
「手を下したのは私 敵を討ちたいのなら私に復讐すればいい
玉児は私に背いてまであなたを助けて来た 良心があるなら玉児は見逃して」
サイチーヤーは母として玉児を守ろうと 海欄珠の条件に従い
顏に自ら傷を付けた。勝手母タナの顏を傷つけたように。
(この時とばかりに残酷な復讐をする海欄珠 玉児母も残酷だったので
自業自得かも かわいそうなのは玉児 純粋なだけに)
サイチーヤーは罰として宮殿内の掃除をさせられる
海欄珠は一か月すれば許して解放すると言う。玉児も手伝う。
母と娘が初めて分かりあえ 寄り添うひと時
牢獄のサイチーヤーは哲哲を呼ぶ
「どうやってウーランが私に背くようにしむけたのかしら」哲哲に聞く
「一族を使用人の身分から解放し 将来の栄華を約束したのよ」
悪びれることなくいう哲哲
(まとめると
サイチーヤーが海欄珠に贈り物とした衣装に流産の恐れのある香料を
ふりかけウーランに持って行かす途中玉児が邪魔をした。
それを見た哲哲が毒入り血燕の巣を代わりに買収したウーランを使って
下女に持って行かせ それをホンタイジが毒見して倒れ
当然サイチーヤーが疑われた。)
「すべてあなたから学んだのよ 清の後宮では皇后である私が主
あなたは自滅したの 恨まないでね」哲哲は言う
「すべて私の仕業だわ でも玉児は天真爛漫で善良 陰謀とは無縁
昔と同じようにあなたを叔母として慕っている 情けをかけると思って
玉児の事は見逃して、、」そこへ玉児が入ってくる。
哲哲が入れた火鉢を見て
「手を差し伸べてくれるのは叔母上だけね」信じて疑わない玉児
そんな玉児に「この世で自分以外は決して信じてはいけない 心しておくのよ」
言い聞かせるサイチーヤー
そして ナムチョンを手紙で呼び
「海欄珠は娘の敵 手を組まないで」頼むが
ナムチョンは「自分の命さえ危ないのに私に命令?笑わせないで」と一笑に伏す
「阿古拉の事をばらすわよ」脅かす
「死にたいの?」こぶしを握り 怒るナムチョン
声高らかに笑うサイチーヤー「この期に及んで死が怖いと思う?」
「一人で死ぬのは寂しいから 2人を道連れにする
もし 阿古拉と海欄珠をけん制してくれるなら あなたは私にとって有益となる」
了承しないなら ナムチョンが受け取った同じ手紙が陛下にも送ると言う
それは阿古拉とナムチョンの関係を暴露する内容
ホンタイジは海欄珠に
「サイチーヤーと玉児の処罰が足らないのか?
もう恨みにとらわれるな 子も生まれる殺し合いは避けたい
サイチーヤーが今月中の罰を終えれば今後盛京に入ることを禁じる
そなたにも手は出せん」言い聞かせていた。
卓林の墓
玉児がお参りしているとこへ 海欄珠もやってきた。
「今日は卓林さんの誕生日 覚えていたのね」玉児が言うと
「忘れた事はない」と海欄珠
「心に憎しみしかない 姉さんは変わった だけどまだ卓林さんを覚えていた
昔の姉さんはまだ残っている」
「憎しみ以外は すべて失った」
「子に同じ人生を歩ませるつもり?憎しみを植え付けるつもり?
タナ母と卓林に許してといつも祈っている 姉さんを救ってとも
なぜなら 幸せそうではないから」
その時 蛇が海欄珠めがけて襲ってきた。