玉児はフリンにボゴルの件はどうするつもりだと聞く
フリンは「宛寧以外ならば何でも与える この皇位さえ譲っても良い」とさえ言う
怒る玉児「そんなことしか思いつかなかったの?簡単に皇位を譲ると?」
「十四叔父上が私に譲った位ですよ どんな手を使いその気にさせたので?」
「生意気な・・」
「どうせ私のものではない 皇帝になっても幸せでない ボゴルの方が明君に
なるかも 位を譲って争いを避けて下さい」
フリンの言葉に
「ボゴルに位を譲れば 先帝やご先祖に申し訳がたたない」怒る玉児
「どうして? ボゴルも父上の子」
(親の心 子知らずってこの事)
ボゴルの脚は元通りにはならなかった
ナムチョンはボゴルを憐れみ 玉児とフリンに復讐すると言う
ドルゴンの葬儀の日にナムチョンが何か企てると見通した玉児
「ナムチョン お手並み拝見ね」
葬儀の日
順治帝と皇太后は百官がひざまずく中
皇帝の待遇でドルゴンを手厚く葬った。
その人徳と善政を敷いた功績を称えるために
成宗の廟号(びょうごう)と共に諡号(しごう)が与えられ
略して義皇帝と敬われたのだった。
その場にボゴルを連れて現れたナムチョンは
皆の前で涙ながらに「摂政王 無念でしょう陛下のせいでボゴルも
あんな体になってしまった この世で誰が私達の無念を晴らしてくれるの?」
そんなナムチョン達をみたオボイたちは「なぜあんな体になったのか」聞くが
玉児の一喝「よして 皆が集まっている 場をわきまえなさい」
「だから訴えている 一国の主ともあろう者が弟の妻を奪い
口封じをしようとした」ナムチョンも負けてはいない
「皇太后 私とボゴルを殺しても天下の噂は消えませんよ
この場の者が私とドルゴンの無念を晴らすわ」
「そう? 英親王にその力があるかしらね」意味ありげな玉児の言葉
ナムチョンは英親王とともに謀反を起こそうとするが
あっさり玉児に見破られ失敗に終わる。
寝殿に戻りボゴルを探すナムチョンは香のにおいで意識が薄れ 倒れる
そこへ仮面をかぶった阿古拉の亡霊が、、
亡霊に誘導され ボゴルが阿古拉の子供だと口を滑らした。
そこへ玉児が現れる
「卑怯だ」「あなたさえ自重していれば暴きはしなかった」
「何を暴く 幽霊だと思って嘘をついただけだ」
「まだしらを切るつもり?」
そこへ尼が入ってきた
「昔 哲哲の命令でヤーチュンを陥れたが 海欄珠のお恩情で出家
その後 宮中の事は海欄珠が逐一知らせてきました
ナムチョンと阿古拉の私通を知った海欄珠は激怒するも
姉弟の情でナムチョンを訴えずにいた 阿古拉がナムチョンのため
処刑されたもの 阿古拉の子ができたと分かり復讐はしなかった」
すべてが尼の証言で明らかになった。
陰でそのことを聞いていたボゴルは衝撃の事実に座り込む
呆然自失のボゴルを慰めるナムチョン
だがボゴルは縄で母を責める
「この浅ましい女め! 何においてもフリンより上である私が
なぜ皇帝になれないと思う 卑しい男の子供だからではないか
いや違う先帝こそ父親だ 撤回しろ」縄を打つ
「どれほど 陛下の子であれと願ったことか でも運命は私に微笑まなかった」
「生まれてこなければよかった ここまで育てず殺せばよかったのに」床を激しくたたく
「許して 自分の息子を殺す母親なんてこの世にいるわけがない」ボゴルを抱いて泣き崩れるナムチョン
玉児に「息子は見逃して下さい 君主を欺いたのはこの私 見逃してくれれば
どんな罰でも受けましょう」泣いて頼むナムチョン
「ボゴルはドルゴンと陛下を引き離し 陛下の孤立を図った 死罪に処しても足りぬ」
玉児の厳しい言葉に なおも懇願するナムチョン
「出生の事は知っていた 先帝の手前 今日まで生かしてやったのに
本分も忘れ己の首を絞めるとは愚かな極みよ」
縄を自分の体に打ちつづけ「私が死にますので ボゴルだけは、、」
そんな母を哀れにもかばうボゴル「自分を責めないで」
「まさに後悔先に立たずね こうなっては生かしてはおけぬ」玉児の決断
恐れおののく二人
やがて運命の日
ボゴルとナムチョンに科せられた刑
皇太后と陛下の計らい ナムチョンとボゴルには生涯 先帝の墓守を命じる
驚く2人
ボゴルは病死 ナムチョンは先帝の墓守に就くとなれば誰も追求せぬかと
「意図がお分かりでしょうか?」侍衛のことば
「陛下と皇太后に感謝します」頭を下げる
玉児とスマは鷲の墓にドルゴンがくれた首飾りを手向ける
皇后になった静児 妃となった宛寧
フリンは相変わらず宛寧一筋 静児のことは見向きもしない
宴の席を抜け出して宛寧に会いに行く
寂しくフリンを待つ静児
静児の父呉克善は娘が不憫で面白くない。
食事の席で「すべて最高の食材を使わせても 料理の下手な者が作ると台無しだ」
「私の指導が悪いと?」「玉児 さすがに放任しすぎだ せっかくの料理が泣くぞ」
厨房まで火事を出し こうして後始末に来なければ行けなくなった」
フリンは自分の事を言っているのだとわかり反抗的な態度
「朕は美味に感じます まずいなら食べなければいい 強要しません」
玉児は「忠告に対して失礼よ」咎める
呉克善が席を絶つと
「回りくどすぎます なぜ私の事に首を突っ込むので?」
「怒って当然 あまりに失礼よ 昨夜皇后にどんな扱いをしたの」
怒る玉児にふてくされるフリン
「妻や子との関わりは 国の前途を大きく左右する
宛寧を愛しても 皇后を軽んじてはならない」声を荒げる玉児に
「分かりました」と神妙に返事をする。
(まだ子供だね 政務のことは分からず女の事だけ 叔父上に対する態度ではないわよね)
静児にたいして相変わらず冷たい態度のフリン
いたぶるかのように汚れた靴を脱がす
そして夜伽をしたいのならかなえてやろうと乱暴に押し倒す
だが「そなたに興味はない」と言い放つ
涙を浮かべ「どうすれば陛下に愛されるのですか?」問う静児
「そなたは本気で朕の愛を求めておらん
愛されたいのなら鳳求凰(かんざし)をなくすか?」去っていくフリン
(鳳求凰のかんざしは 宛寧にもやろうとフリンが別に作らした物を
なくし捜しているところに 見かねた静児が皇太后にもらった自分の物を
差し出したから静児はないわけ)
宛寧は「陛下と皇后はまるで同じような境遇 決められた道から外れたくとも
その力もない 皇后を嫌うのは己が嫌いだからですね」と言う
「朕の理解者だな 言い切れぬ思いも分かっている」
「今は幸せか?」首を横に振る宛寧
「幸せというより彼女たちが気の毒だと 13人の側女を持つ父から注がれる愛なんてない
その少ない愛のため争うなんて 陛下なぜ争うと思う?孤独だから」
「そなたは少しも孤独ではない 朕はそなたしか愛さない」
「お心だけで十分です ただ 何事もほどほどのほうが長続きするというもの」
「結局 皇后のための嘆願か?」
「皇后への恩は数え切れません 私に免じて皇后を大切にしてください」
宛寧は言う
フリンは「宛寧以外ならば何でも与える この皇位さえ譲っても良い」とさえ言う
怒る玉児「そんなことしか思いつかなかったの?簡単に皇位を譲ると?」
「十四叔父上が私に譲った位ですよ どんな手を使いその気にさせたので?」
「生意気な・・」
「どうせ私のものではない 皇帝になっても幸せでない ボゴルの方が明君に
なるかも 位を譲って争いを避けて下さい」
フリンの言葉に
「ボゴルに位を譲れば 先帝やご先祖に申し訳がたたない」怒る玉児
「どうして? ボゴルも父上の子」
(親の心 子知らずってこの事)
ボゴルの脚は元通りにはならなかった
ナムチョンはボゴルを憐れみ 玉児とフリンに復讐すると言う
ドルゴンの葬儀の日にナムチョンが何か企てると見通した玉児
「ナムチョン お手並み拝見ね」
葬儀の日
順治帝と皇太后は百官がひざまずく中
皇帝の待遇でドルゴンを手厚く葬った。
その人徳と善政を敷いた功績を称えるために
成宗の廟号(びょうごう)と共に諡号(しごう)が与えられ
略して義皇帝と敬われたのだった。
その場にボゴルを連れて現れたナムチョンは
皆の前で涙ながらに「摂政王 無念でしょう陛下のせいでボゴルも
あんな体になってしまった この世で誰が私達の無念を晴らしてくれるの?」
そんなナムチョン達をみたオボイたちは「なぜあんな体になったのか」聞くが
玉児の一喝「よして 皆が集まっている 場をわきまえなさい」
「だから訴えている 一国の主ともあろう者が弟の妻を奪い
口封じをしようとした」ナムチョンも負けてはいない
「皇太后 私とボゴルを殺しても天下の噂は消えませんよ
この場の者が私とドルゴンの無念を晴らすわ」
「そう? 英親王にその力があるかしらね」意味ありげな玉児の言葉
ナムチョンは英親王とともに謀反を起こそうとするが
あっさり玉児に見破られ失敗に終わる。
寝殿に戻りボゴルを探すナムチョンは香のにおいで意識が薄れ 倒れる
そこへ仮面をかぶった阿古拉の亡霊が、、
亡霊に誘導され ボゴルが阿古拉の子供だと口を滑らした。
そこへ玉児が現れる
「卑怯だ」「あなたさえ自重していれば暴きはしなかった」
「何を暴く 幽霊だと思って嘘をついただけだ」
「まだしらを切るつもり?」
そこへ尼が入ってきた
「昔 哲哲の命令でヤーチュンを陥れたが 海欄珠のお恩情で出家
その後 宮中の事は海欄珠が逐一知らせてきました
ナムチョンと阿古拉の私通を知った海欄珠は激怒するも
姉弟の情でナムチョンを訴えずにいた 阿古拉がナムチョンのため
処刑されたもの 阿古拉の子ができたと分かり復讐はしなかった」
すべてが尼の証言で明らかになった。
陰でそのことを聞いていたボゴルは衝撃の事実に座り込む
呆然自失のボゴルを慰めるナムチョン
だがボゴルは縄で母を責める
「この浅ましい女め! 何においてもフリンより上である私が
なぜ皇帝になれないと思う 卑しい男の子供だからではないか
いや違う先帝こそ父親だ 撤回しろ」縄を打つ
「どれほど 陛下の子であれと願ったことか でも運命は私に微笑まなかった」
「生まれてこなければよかった ここまで育てず殺せばよかったのに」床を激しくたたく
「許して 自分の息子を殺す母親なんてこの世にいるわけがない」ボゴルを抱いて泣き崩れるナムチョン
玉児に「息子は見逃して下さい 君主を欺いたのはこの私 見逃してくれれば
どんな罰でも受けましょう」泣いて頼むナムチョン
「ボゴルはドルゴンと陛下を引き離し 陛下の孤立を図った 死罪に処しても足りぬ」
玉児の厳しい言葉に なおも懇願するナムチョン
「出生の事は知っていた 先帝の手前 今日まで生かしてやったのに
本分も忘れ己の首を絞めるとは愚かな極みよ」
縄を自分の体に打ちつづけ「私が死にますので ボゴルだけは、、」
そんな母を哀れにもかばうボゴル「自分を責めないで」
「まさに後悔先に立たずね こうなっては生かしてはおけぬ」玉児の決断
恐れおののく二人
やがて運命の日
ボゴルとナムチョンに科せられた刑
皇太后と陛下の計らい ナムチョンとボゴルには生涯 先帝の墓守を命じる
驚く2人
ボゴルは病死 ナムチョンは先帝の墓守に就くとなれば誰も追求せぬかと
「意図がお分かりでしょうか?」侍衛のことば
「陛下と皇太后に感謝します」頭を下げる
玉児とスマは鷲の墓にドルゴンがくれた首飾りを手向ける
皇后になった静児 妃となった宛寧
フリンは相変わらず宛寧一筋 静児のことは見向きもしない
宴の席を抜け出して宛寧に会いに行く
寂しくフリンを待つ静児
静児の父呉克善は娘が不憫で面白くない。
食事の席で「すべて最高の食材を使わせても 料理の下手な者が作ると台無しだ」
「私の指導が悪いと?」「玉児 さすがに放任しすぎだ せっかくの料理が泣くぞ」
厨房まで火事を出し こうして後始末に来なければ行けなくなった」
フリンは自分の事を言っているのだとわかり反抗的な態度
「朕は美味に感じます まずいなら食べなければいい 強要しません」
玉児は「忠告に対して失礼よ」咎める
呉克善が席を絶つと
「回りくどすぎます なぜ私の事に首を突っ込むので?」
「怒って当然 あまりに失礼よ 昨夜皇后にどんな扱いをしたの」
怒る玉児にふてくされるフリン
「妻や子との関わりは 国の前途を大きく左右する
宛寧を愛しても 皇后を軽んじてはならない」声を荒げる玉児に
「分かりました」と神妙に返事をする。
(まだ子供だね 政務のことは分からず女の事だけ 叔父上に対する態度ではないわよね)
静児にたいして相変わらず冷たい態度のフリン
いたぶるかのように汚れた靴を脱がす
そして夜伽をしたいのならかなえてやろうと乱暴に押し倒す
だが「そなたに興味はない」と言い放つ
涙を浮かべ「どうすれば陛下に愛されるのですか?」問う静児
「そなたは本気で朕の愛を求めておらん
愛されたいのなら鳳求凰(かんざし)をなくすか?」去っていくフリン
(鳳求凰のかんざしは 宛寧にもやろうとフリンが別に作らした物を
なくし捜しているところに 見かねた静児が皇太后にもらった自分の物を
差し出したから静児はないわけ)
宛寧は「陛下と皇后はまるで同じような境遇 決められた道から外れたくとも
その力もない 皇后を嫌うのは己が嫌いだからですね」と言う
「朕の理解者だな 言い切れぬ思いも分かっている」
「今は幸せか?」首を横に振る宛寧
「幸せというより彼女たちが気の毒だと 13人の側女を持つ父から注がれる愛なんてない
その少ない愛のため争うなんて 陛下なぜ争うと思う?孤独だから」
「そなたは少しも孤独ではない 朕はそなたしか愛さない」
「お心だけで十分です ただ 何事もほどほどのほうが長続きするというもの」
「結局 皇后のための嘆願か?」
「皇后への恩は数え切れません 私に免じて皇后を大切にしてください」
宛寧は言う