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中国ドラマ 宮廷の泪 最終話

2014-05-22 13:25:46 | 中国ドラマ
他の妃達が懐妊するも 静児は懐妊すらなく体調を崩す
フリンの届ける薬も効果がないと玉児は案じる
薬の中に毒が入っているとわかった玉児は
「誰の仕業か 思い当たるのか?」静児に問うが
分からないと首を横に振る
次々と妃の名前を出すが
「寵愛も得られずも身ごもってもいない私は嫉妬の対象にはならない」静児は言う
「それもそうね では宛寧だわ」玉児の言葉にあわてて打ち消す静児
「姉妹同然なのに あり得ない」
「陛下が認めたのかも 愛する者を皇后に立てるためにね 宛寧のやりそうなこと
すぐ冷宮送りにしなさい」その言葉を聞くと静児はひざまずき
「自分で毒を服用した」と白状した
 「陛下に気にかけてもらいたくて 父上のためにも身ごもりたい
 薬に毒を入れれば治らずに済む」 静児の言葉に
玉児は「辛抱強く待てばいつか身ごもる 自分を大切に」というが
毒のため体調を崩して行った だが余命がないと知ったのか
フリンに英俊の画を一緒に墓に入れてくれと頼む

枕もとに英俊の姿が現れた 静児はやっと会えたと嬉し涙を流す
「死んだりするものか 毎日会いに来るから元気になってくれ」
「知っている?あなたと別れてからずっと恋しかった 
 後悔したわ あなたと逃げる勇気がなかったことを 
 英俊様 私は昔から怖かった 愛せぬ人と愛のない生涯を送ることが・・
 そして待ち続けた 愛してくれる人を だから今生に未練はありません
 来世で待ちます 私を愛してくれて 私も愛する人を 英俊様 私は愚かですか?」
「来世でこそ めぐり会えるだろ 愛し愛される人に」英俊の言葉
英俊に寄り添いながら息を引き取る静児
その姿に後悔の涙を流す宛寧

玉児は「来世では帝王の女になっては駄目よ」

(宛寧の何気ない嘘が静児の心を惑わせた 陛下の寵愛を受けれない静児の心の寄りどころは英俊という男 それが幻の男だと分かっていたとしても 思うことで幸せだったのかも)

6年後
第三皇子 (佟妃(トウンヒ)の息子が玉児の心を慰めている
宛寧の懐妊 喜ぶフリンと玉児 フリンは皇子なら皇太子とするという
相変わらず宛寧一筋
オボイの姪(祥妃(シャンヒ))が嫉妬にかられ 宛寧のための滋養薬に粉を入れて
いたのをスマに見つかり オボイも呼ばれる
「祥妃いわく家伝の安定剤だと言い訳する それならオボイに飲んでみよ」と言うが
躊躇するオボイ 「オボイが飲めないなら祥妃が飲んでみよ」と言う 
祥妃は叔父(オボイ)の指示だと白状するが「そうなら一族もろとも罪に問われる」
その言葉に祥妃は「叔父は無関係 私の独断です」と言う
「そう?正直に白状したことに免じ 命だけは助ける 祥妃は冷宮送り 」
「お慈悲に感謝します」祥妃は頭を下げる
「オボイ この恩にどう報いるつもり?」
オボイは「私の命は捧げました 身を粉にして恩に報いましょう」
「あなたは武芸も秀でている 第三皇子を鍛錬して、」
「私でよければ誠心誠意 皇子をご指導しましょう 恩返しのために」オボイは誓う

(オボイを味方にするため 祥妃を引っかけたのかも
 宛寧を目の敵にしてきた祥妃は 当然嫉妬 そのため悪だくみをするだろうと読み
 玉児は祥妃の前でスマに滋養薬を宛寧に届けるように言う
 陰険な祥妃を追いやり オボイを味方に出来 殺すだけでは進歩しないもの)


フリンと宛寧の姿にスマは
「皇太后が尻拭いをしているとも知らず お構いなしで 陛下は幸せに浸っている」という
玉児は「漢族の言葉よ 子が百歳になれど 心配は尽きない
 私が人生を終える頃 陛下が改心すれば 私も肩の荷が下りるのだけど」

だが宛寧は7か月で子を産むが「虚弱で 恐らく命は・・」と侍医は言う
「陛下 皇子を助けて下さい」
「心配するな 皇子の命は絶対守る 朕 自ら祈祷すれば 天に願いは届く」
「祈りを込め 石段を登ると 仏に願いが通じるとか」フリンは宛寧を連れ 
寺の階段を上る が 足を踏み外した宛寧は階段から転げ落ちる
そして同じころ宛寧の子もまた命の火が消える。

悲しみに暮れ 無気力のフリン
「君主の姿まで求めない せめて気力だけでも取り戻して」玉児は願う
「これまで次々と愛する人たちが亡くなっていったわ でも私は人生を諦めず
 生き続けたのよ あなたは私の息子 あなたも乗り越えられるはず
 座ったままでいるなら私も付き添うわ」
玉児が気がつくと フリンの姿がない
フリンは宛寧の思いとともに 寺への階段をゆっくり登る 

フリンが失踪したとオボイ達は「皇位も捨てるので?愛に執着するのは先帝と同じだ」
玉児は「一刻も早く陛下を見つけて」と言うが
フリンは髪を剃り 仏門に入る 
フリンに会いに行く玉児は僧の姿に驚く「あなたは皇帝であり 私の息子なのよ」
「皇帝も息子のフリンも今はいません」玉児の手を振りほどくと
「阿弥陀仏 お元気で」泣き叫ぶ玉児に振りむきもしないで去っていくフリン

玉児はホンタイジが次代皇帝だと証言した時
第一皇子が言っていた言葉
「ホルチン部の女が恐れるのは“夫に愛されずに 子に背かれること”偽証ならば
 そうなってよいか?誓いを立てよ」
それでも誓いを立てた玉児
「“夫に愛されずに 子に背かれること”生涯孤独の身となる これで満足?」
思い出す玉児

「先帝 これがフリンの病ね 父子とも愛に生き 愛のために死ぬ
 私一人を残して 孤独を味わせるのね 天よ これが天の仕打ちなのですか?」
涙を流す玉児 今こそドルゴンにそばにいてほしいと願う
灯籠を見つけると
玄燁(げんよう)第三皇子に「あなたが灯籠をあげたの?」
「はい 祖母上に教わったのですよ 民のために灯籠をあげれば 人々は希望を見出すと」
その幼い子の言葉に笑顔を見せる玉児

順治18年 皇太后は順治帝の崩御を発表
8歳の第三皇子 玄燁が康熙帝として即位した
ソニン スクハサ エルビン オボイ を大臣として補佐させ
自らも太皇太后として 皇帝を支えた。
こうして清は康熙帝の治世のもと 最盛期を迎えるのである


「心の中で望んでいた人生からは ますます離れていく
でもこの道は私自ら選んだ 苦難があれど歯を食いしばり 生きていくのみ」
思いでと共に生きて行く玉児

             完

(ホンタイジを思うあまり 違う判断したのかもしれないけど
 翻弄されて 苦難があっても自分の信念は曲げなかった玉児
ドルゴンと玉児 玉児とホンタイジ 海欄珠と卓林 ホンタイジと海欄珠
 フリンと宛寧 静児と英俊 それぞれの恋に大きな差があれど
幸せを夢見て一途に愛した男と女が時代に翻弄された悲しい運命 


このつたないドラマのあらすじを読んで下さった方もいらっしゃいます
ドラマの中で言わんとしていることが 私の見解で多少の違いがあるかとも
思いますが お許しください。
もっと突っ込み((^_^;))たかったのですが なにぶんにも36話と長く
時間に余裕がない中で これが精一杯でした。
でも面白く視聴できました。
ありがとうございました。