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気ままに生活してるシニアの残日録

烏山城カントリーで宿泊ゴルフ

2024年07月01日 | ゴルフ

栃木県烏山市の烏山城カントリークラブでゴルフを楽しんだ、このコースに来るのは数年ぶり、家から距離があるので足が遠のいていたが、季節もよく絶好のゴルフ日和なので1泊して2プレーのゴルフを楽しもうと思った。

烏山城ゴルフクラブはゴルフファンには有名なコースで、あの井上誠一設計、過去日本女子オープンなど数々のビックトーナメントの会場となってきた。井上誠一設計のコースは全部で39コースがあり、そのうち10コース以上でプレーした、その中で一番素晴らしいコースがこの烏山城カントリーだと思う。

井上誠一のコース設計の特徴は二つ、ホールと隣接ホールを隔てる境目やグリーン周辺に女体を思わせる艶めかしい曲線美の丘陵があることと、もう一つは砲台グリーンだ。この特徴はどのコースでも出せるというものではなく、適度なアップダウンがある地形でないとだめだ。その意味で、平坦なコースでは氏の設計の特徴を出せない。烏山城カントリーはまさに絶好の地形を有しており、井上氏の設計思想を存分に発揮できる素材である

私がこのコースに初訪問したのは平成元年かその前年、ちょうどクラブハウスを作り直している時であった。その時の衝撃は忘れならない、もう別世界に来た雰囲気があり、優雅なコースの曲線美に打ちのめされた。それ以来、何度となく訪問している。最近では日帰りがつらいので宿泊ゴルフにしており、今回は4回目である。

このコースは、1974年10月(昭和49年)開場、27ホール、乗用カートでのプレー、結構アップダウンがあるが平坦なホールも多い。過去、平成14年5月に民事再生手続き開始を申請した歴史がある、現在の経営は不動産賃貸や医療施設・老人保健施設を営む(株)加山。

初日は晴れ時々曇り、朝、コースに8時半くらいに到着し、9時過ぎのスタート、ここ数日、この日と翌日は雨予報であったため予約はあまり入っていない模様で、すいすいとラウンドできた。初日は本丸、二の丸コースをラウンドし、存分に堪能した。上に記載したコースの特徴に加え、大きく深いバンカー、アンジュレーションのあるフェアウェイとグリーンに悩まされた。

ラウンド終了後はクラブハウスの浴場に行ったが、ここは温泉だ。ゆっくり温泉に浸かり、隣接するホテルにチェックイン、今回もツインルームを予約した、部屋は広く、ベッドも大きく、テレビ画面も大きくて見やすい、窓からはコースが見渡せてムード満点だ。

ここが良いのは夕食会場が敷地内にあるクラブハウスとは別の2つの一戸建ての食事処が有ることだ。一つは和食、もう一つは焼肉用のレストランになっている、今回は初めて焼肉用のレストラン「粋虎(すいこ)」を利用した。内部は広々していて、天井には建屋の梁がむき出しになっている。あらかじめ焼肉のコース料理を申し込んであったので、それをおいしく頂いた、シニア夫婦二人で多すぎるくらいの量であり、おいしかった。

ホテルに戻り、2時間は我慢して起きていたが、10時前には就寝。

翌日は、曇り時々晴れ、ホテルをチェックアウトし、クラブハウスのレストランで朝食、ここはレストランからコースを広々と見渡せるうまい設計、本丸と二の丸のスタートホールと最終ホール、三の丸のスタートホールが見渡せる最高の景色だ、ゴルフ場のレストランはこうでなければいけないという手本だ。

私は和定食、嫁さんは洋定食をたのんだ、おいしく頂いて、今日は三の丸、本丸の順でプレーした。混んでないのでハーフ2時間以内でラウンドできる、スループレーにしほしいとお願いするとOKとのこと、午前中に18ホールをラウンド終了して、レストランで昼食をとり、温泉のお風呂に浸かった。

久しぶりにラウンドして改めて素晴らしいコースであると感じた。遠路はるばる来る価値は十分にある。コースのメンテナンスやクラブハウスやホテルのメンテもそれなりに金をかけて十分していると感じた。ほかのコースでも別世界に来たような雰囲気のところはあるが、メンテナンスに金をかけないでだんだんと色あせてきて魅力がなくなるコースを見てきた、その中でここは別格であろう。

初日と2日目のラウンド後に周辺を観光したが、その時の模様は別投稿で紹介したい

なお、費用はゴルフ2プレーと宿泊代、初日の昼食、夕食、2日目の朝食、昼食を含めて二人合計で71千円だった、2月にここから近いサンヒルズCCで同じような1泊2プレーした時は53千円だったから、それに比べると高いでしょうが、サンヒルズが安すぎるのでしょう。

お疲れ様でした、また来ます