ゆっくり行きましょう

ストレスのない生活を楽しむシニア

亀戸「クレシェンド(CRESCEND)」再訪問

2025年01月21日 | カフェ・喫茶店

この日は夕方から演劇を観る予定だったので、その前に劇場近くの亀戸に行ってまたあの「珈琲と音楽/クレシェンド」を訪問しようと思った

亀戸の北口から歩いて5分くらい、駅前の飲み屋街を通り抜けて静かな住宅街に入ったところにこのカフェはある

この日は土曜日、店に入ると何組かお客さんが入っている、海外の観光客もいるのには驚いた、若い人もけっこう来ていた、前回訪問した時は平日だったせいか、私のほかにお客さんがわずかしかいなかったが週末はけっこう来る人が多いのか、それはうれしいことだ

4人掛けのテーブル席に腰かけて、苦みのあるフレンチブレンド500円を注文した、ここは注文を受ける都度、豆を挽いて抽出しているようだ、ケーキなどは無いが持ち込みOKというのもめずらしい

店内は結構広く、奥の壁際にいくつものスピーカーが置いてあり、入って右側にはオーディオ装置やカウンターがあり、背面にはアルバムやコーヒーカップがいっぱい収納してある、また、本も何冊か置いてあり自由に読めるし、新聞も何紙か置いてある

この日にかかっていた曲は我々シニア世代が若い時にはやったポップスだった、ここの店主はオールディーズが好きなようだ、オーディオマニアはクラシック音楽かジャズが好きな人が多いが、ポップスを聴いている人はめずらしいのではないか

この日は時間に余裕があったので持ってきた本を読みながら音楽を聴き、1時間くらい滞在した、2回目の訪問で気付いたのは、ここは喫煙可能な店だということだ、今時めずらしいだろうが、禁煙者にとっては若干つらいところだ

良い場所である、くつろげました


MATCHA&COFFEE MIYANO-YUでくつろぐ

2025年01月16日 | カフェ・喫茶店

上野から谷中をブラブラ歩いて買い物をしているときに、どこかカフェで一休みしたくなった、Googleマップで根津あたりでカフェ・喫茶店で検索してみて、根津駅のすぐ近くにあったこの店に入ってみた、初訪問

このカフェはこの場所にあった銭湯「宮の湯」が閉店した後、改造してカフェにし2021年にオープンしたもの、宮の湯は1951年に開業し、地域の人々に親しまれてきた銭湯だったが、2008年に57年間の歴史に幕を下ろした

HPによれば、このカフェは宮の湯の名前を引き継ぎ、かつて銭湯が果たしていた地域コミュニティの中心としての役割を現代に再現したいという意図で開業したもの、様々なクリエイターやイベントを通じて「時代と世代」「地元と観光客」「日本と海外」という様々な境界を越えた新しいカルチャーの発信の場となるよう、そして街の新しいシンボルとなることを目指しています、とある

外から見ると煙突がそびえたっているので目立つ、入口を入ると直ぐに受付があり、そこでカフェラテを注文750円、受付の女性に中の様子を聞くと、受付の背後に和室があり、また、受付を入って右に行くと元銭湯の風呂場をカフェに改造した部屋があるとのこと

銭湯のイメージが残っているのはそっちの方なので右手に進むと、確かに風呂場だったということがわかる部屋があった、窓が多く外光が入ってきて明るい、観葉植物もいっぱい置いてあり、ゆっくりくつろげそうだ

椅子に座り、持ってきたKindleで読みかけの本を1時間くらいゆっくり読んだ、カフェラテもおいしかった、最初は私一人しかいなかったが1時間のうちに次々とお客さんが入ってきて賑やかになったが、皆さんパソコンを見たりスマホを見たりおとなしいので読書しやすかった

ここのコーヒー豆は、全てスペシャルティコーヒーというコーヒー市場TOP5%ほどの貴重な豆を使用しており、全て自家焙煎しているし、抹茶も静岡県産の有機栽培の希少な抹茶[おくみどり]を使用している、私が座った部屋の奥にはコーヒーの焙煎機が置いてあった

良いムードでした


東向島のカフェ「from afar」に行く

2024年12月25日 | カフェ・喫茶店

昨夜はクリスマス・イブ、毎年同じだが鳥のもも肉を焼き、食後にケーキを食べて楽しんだ、嫁さんと二人のクリスマス・イブとなった

蔵前にあったカフェfrom afarは私のお気に入りの場所だった、しかし、前回訪問した時、ビルの老朽化で東向島に移転すると知って驚いたところだ、確か8月に移転するとなっていた

その後、すっかり忘れていたが、今日は都心に出かけた帰りに時間が取れそうなので、ちょっと立ち寄ってみようと思った。

東向島は浅草からの東武日光線の各駅停車しか停まらない駅で、一度来たことがあるが、詳しいことは知らない街だ、昔はこのあたりの一部は玉ノ井と呼ばれた花街(遊郭)だった、永井荷風の墨東奇譚が玉ノ井を舞台にした小説として有名だ

近くには一度行った志”満ん草餅の店舗があるがfrom afarはその反対側だ、駅から歩いて5分もかからない場所に店はあった、外観は蔵前にあった時と同じだった

中に入り、カウンターで注文をする、今日はブレンドコーヒーとモンブランケーキをたのんだ、1,300円くらいだったか

席は空いているところにどうぞ、ということで左側の壁の前の4人掛けのテーブル席に腰かけた、半分くらいの座席が埋まっていた、以前と同じ内装で、店内は広々しており、客を詰め込むという雰囲気は全然ない

大きなカウンター席の背面にはコーヒーカップがいっぱい収納してある、以前は店内の壁は本棚になっており、いろんな本がいっぱい見れたが、ここでは本はなかった

あとからお客さんは入ってきたが、店内が満員になることはなく、騒がしくないのが良い、お客さんはほとんど若い人だ、男性も女性もおり、複数で来ている人たちも大きな声で話すことはなく、落ち着いた雰囲気を保っているのが心地よい

持ってきた本を1時間近く読んで、ゆっくりくつろいだ、ここは窓が大きく、外光を十分に取り入れているので読書に最適だ、コーヒーもモンブランケーキもおいしかった、特にケーキは最高だった

くつろげました、また来ます


渋谷「名曲喫茶ライオン」に行く(2024年)

2024年12月15日 | カフェ・喫茶店

この日は夜、渋谷で観劇、せっかく渋谷に行くから観劇前に久しぶりにライオンに行ってみた、夕方5時過ぎに到着、もう暗くなっていた

ここは渋谷の道玄坂を登って行ったところの右側にある百軒店(ひゃくけんだな)の奥の方にある、百軒店は道頓堀劇場などもあり雑然としているところ、およそクラシック音楽とは真逆の雰囲気である、この点は吉祥寺の名曲喫茶バロックのある場所も同じだ

中に入ると直ぐに座れた、前回来た時と別の位置が良いと思い、この日は正面スピーカーに向かって左側の前の方に席に腰かけた、ここの席は全て正面のスピーカーの方を向いている

コーヒーを注文、ケーキなどは無いようだ、内部は昨年来た時と変わっていない、何しろ正面の上部に設置してあるスピーカーが大きく目を見張る、ここは立体音響と謳っており、2階席もあることからそのような位置に配置しているのかな、と思った

正面の床からスピーカーの間には棚があり、レコードプレーヤーやCD再生装置、レコードが収納してある、レコードはLPが大部分だがCDも見える、アナログ再生だけにこだわってはいないようだ

コーヒーと一緒にプログラムと称するペーパーをくれる、そこには12月1日から15日までのライオン・コンサートの曲目が書いてある、“毎日午後3時と7時に演奏”と書いてあるがこれはステレオ演奏という意味でしょう、“それ以外の時間帯にはリクエスト曲を演奏”と書いてある

私が滞在した50分くらいの間にかかっていた曲はバッハ、シューマンなどであった、かかっている曲のレコードは正面の棚に見えるように置いてくれるので確認したい人は見に行けばよいし、曲のはじめか終わりにマイクで曲名を放送してくれる

店内を見回すと、ここではじっくりと曲を聴くというよりはテーブルでパソコンやタブレット、本などを出して作業をしている人が多いのが特徴である、入口を入って右側にはボックス席のような席もあり作業に集中できそうだ、一人で来店する人が大部分なので話している人はいない

お客さんには外国人もいた、2、3人で来てひそひそ声で「すごいところだな」と驚いた感じの表情をしていた

この日は後に演劇鑑賞があるのであまり時間が取れなかったがたまには来てじっくりと時間を取って過ごすべきところでしょう、ただ、写真撮影禁止なのは再考してもらいたい、また、座席が窮屈で長居するには厳しい気がした、何かの機会に改善してもらいたいと思った


(道玄坂)

無くなってほしくない喫茶店である


半蔵門「カフェテラス壱番館」に行く

2024年11月26日 | カフェ・喫茶店

半蔵門に行ったときに、カフェテラス壱番館に入って休憩した

この辺りは何回か通ったことがあり、この喫茶店があることは気付いていたが、入る機会がなかった、少し前にテレビの「ずん喫茶」という番組でこの店を取り上げていたのを偶然見て、行ってみたいと思っていたところだ

ここはカフェであるとともにレストランでもある、ランチメニューも魅力的なものが用意されているようだが、この日は喫茶で訪れた

半蔵門の駅から歩いて5分もかからないだろうか、以前行ったカフェのTiMi(その時のブログ)のすぐ近く

11時ころ店に入ると、それなりの広さがあり、先客はわずか、窓側の4人掛けのテーブル席に案内されコーヒー500円を注文

店内は2方向に向かって大きな窓があり外光が存分に入ってくる明るい雰囲気、店外から見ると古くからあるレトロ喫茶店のイメージだが、店内のテーブルや椅子、その他の調度品もよく磨き上げられており、清潔感があり、くたびれた感じはせず、観葉植物も置いてあり、品位のある室内で非常に好印象だった

コーヒーをゆっくり頂いていると11時半近くになり人が続々と入ってきた、ランチ時になったからであろう、4人掛け座席をいつまでも一人で占領していてはいけないと思い、店を後にした

ご馳走様でした

さて、その後いつものル・グルニエ・ア・パンに寄りバケット1本とカヌレ2つを買って帰った、1,148円

バケットはこの日の夕食を洋食にしてもらい食べてみたがおいしかった

 


西池袋「炭煎珈琲 蔵」でくつろぐ

2024年11月05日 | カフェ・喫茶店

池袋に出かけた際、少し時間調整で休みたいと思い、西口の喫茶店「蔵」に入ってみた、初訪問、最近はこの一帯まで足を延ばすことも少なくなった、直ぐ近くにはシネマロサが入るロサ会館がある

店内に入ると、席は半分くらい埋まっていて、カウンター席に直ぐに座れた、メニューを見ると値段は800円くらいと結構高め、水出しコーヒーなど珈琲の味を売りものにしており、店の外の「究極の味(真心の味)」と題した看板には、スペシャルブレンドはモカをベースに炭火焙煎されたブレンドを粗挽きで25gも使用、などと書いてある

店内は木目のアンティーク調のしつらえで落ち着いている、私が座ったカウンター席の前には水出しコーヒーの大きな抽出器具が設置してあり、カウンター席にはなぜか大黒様のようなもの置いてあった

店内の壁には額縁に入った「癒」の大きな文字が掲げられており、メニューの表紙にも「癒」の文字が大きく書かれている、ゆっくりしていってくれ、ということか

ブレンドコーヒーを注文して、しばしくつろぐ、他のお客さんもみなさん大声で話すこともなく静かな雰囲気づくりに協力しているようだ

出された珈琲はさすがにおいしく、ゆっくり味わって飲んだ、人気店なのか「混んでいるときは席を譲ることに協力してくれ」と書いてあるものがテーブルに置いてあった

ゆっくりくつろいで癒されました、店員さんも礼儀正しく好印象だった、喫煙可能だということが想定外であったが、空気清浄機が設置してありますと書いてあった

ご馳走様でした


雑司が谷のBiblio.Classic Cafeを訪問

2024年11月04日 | カフェ・喫茶店

雑司が谷にあるビブリオ.クラシック(カフェ)に行ってみた、初訪問、この店はカフェであるとともに、ピアノ教室であり、クラシックの声楽個人レッスンの店でもある、私はカフェに興味があったので行ってみた、初訪問

店のホームページ(こちら)によれば、このカフェは香り高い珈琲や紅茶とクラシック音楽でゆったり優雅なくつろぎを提供するクラシック・レコード・ライブラリ・カフェである

特徴としては

  • 選りすぐりの珈琲や紅茶(1杯800円から1,000円)
  • アナログレコード(LP)12,000枚
  • 真空管アンプと手作りのヴィンテージ・オーディオ装置
  • 美術関係の書籍

西池袋の自由学園から徒歩で20分くらいは歩いただろうか、明治通り沿いのビルの3階に店はあった、店のドアを開けると突き当り正面の壁にびっしりとLPレコードを収納したライブラリーがあり、右の道路に面した窓側にはピアノを挟んで大きなスピーカーが鎮座している

座席はテーブルが4つあって、その周りに8人分の椅子がある、先客が1名、座席に腰かけグアテマラとマロンケーキを注文1,300円、再生しているクラシック音楽に身を任せる、ここでは音楽の再生スタイルをお客さんが選べて、実演イメージとBGMスタイルがある、この日は多分実演スタイルであったから音は大きめである、しかし会話が禁止というわけではないようだ

店主は音に対するこだわりがあり、クラシック音楽はアコースティックな楽器や声を直接聴くものであり、アナログで聴くべきであるとの考えだ、いいことだと思うが実践するのは熱意と知識と時間と金がいるでしょうから普通の人はなかなか難しいと思う、そうであるからこそこのような店が成り立つのでしょう

珈琲とケーキが出てきた、珈琲の値段は高めだけど、2杯分提供してくれるので、提供されるサービスに比べ高くはないでしょう、いや、安いくらいだ

リスエストをどうぞと言われて、「シューベルトの4つの即興曲D935、op142(ピアノはケンプ)」をお願いした、あとで気付いたのだが、このカフェで毎日再生する曲目はホームページに再生記録として毎日アップデートして公開されているから驚きだ

再生される曲はアルバムが掲示されるのですぐにわかる、私が滞在中に再生された曲は、

  • ベートーベン、チェロソナタ3番、カザルス・ゼルキン
  • ハイドン、弦楽四重奏曲77番「皇帝」
  • シューベルト、4つの即興曲、ケンプ
  • グリーク、ピアノ協奏曲、アルトモン

曲の合間に店主とちょっと話をすると、この店をオープンしたのは8年前、趣味が嵩じて仕事になったというご経歴、美術鑑賞も好きで、それでライブラリーには美術館関係の本も目立った

素晴らしい空間だと思った、珈琲やケーキもうまいし、音は素晴らしいし、店内の雰囲気も落ち着いていてくつろげる、長時間滞在するのも大歓迎という雰囲気、夜も10時まで営業しているというからすごいものだ

結局、この日は2時間近く滞在したがちっとも疲れなかった、くつろげました、また来ます

さて、帰りは近くの雑司が谷鬼子母神に寄ってみた

鬼子母神は、法華経の守護神として日蓮宗・法華宗の寺院で祀られることが多く、「恐れ入谷の鬼子母神」の入谷の真源寺、ここ雑司が谷の法明寺鬼子母神堂、市川市の遠寿院(法華経寺塔頭)の鬼子母神が有名である(江戸三大鬼子母神)

鬼子母神は安産・子育(こやす)の神様として広く信仰の対象となっている

勉強になりました


名曲喫茶バロックに行く(2024年3回目)

2024年10月18日 | カフェ・喫茶店

吉祥寺に行く用事があったので、午前中に用事を済ませ、昼食と取ってからバロックに行ってみた、12時開店で、開店直後に店に入った、驚いたことに先客が4、5名既にいた

窓を背にした席に腰かけてコーヒー800円を注文して、ゆっくり待つ、女性店主のワンオペなので直ぐには出てこない、コーヒー豆を挽き、サイフォンで抽出するやり方なので時間がかかる、その間にレコードを選定して、曲目などを白板に書いてオーディオ室の「次の曲」のところに掲示し、アルバムに針を落とし、レコードが終われば取り換えてアルバムに収納するなど忙しい

この日にかかっていた曲をShazamで調べると、

バッハ、BWV56
バッハ、カンタータBWV140
F.クープラン、『王のコンセール』 Concerts Royaux
グリーグ、ピアノ協奏曲

まさにバロックという店名にふさわしいバロック音楽中心の選曲だ

この日は土曜日、お客さんが結構入ってきた、10人くらいにはなったろうか、8割がた男性で、シニア層が多い、この日は1時間半くらいいて、もう帰ろうかというときにグリーグのピアノ協奏曲(ピアノはリパッティ)がかかったので、これを聴き終わるまでいた、2時間半近く滞在した結果となった

他のお客さんも結構長く滞在している人が多い、名曲喫茶やジャズ喫茶の中には1時間以上滞在する場合は追加で飲み物などを注文してください、としているところが少なくないが、ここは全くそういうところがない、1時間くらいで切り上げなければいけない時、もう帰るんですか、と言われたことがあったからうれしくなる、クラシック音楽に対する情熱と腰痛のない体でないとウカウカ来れない

本当にここはクラシック音楽ファンにとって天国だ、いつまでも続けてほしい、そのためにも通い続けたい

ご馳走様でした、また来ます


亀戸「珈琲と音楽クレシェンド」にて

2024年09月25日 | カフェ・喫茶店

この日は午後から「ティアラこうとう」にクラシック音楽の公演を聴きに行くことになっており、その前にどこか近くの喫茶店を開拓しようと探してみたら、亀戸駅の近くに「クレシェンド」という音楽喫茶があるのを見つけた、駅から歩いて7分くらい

事前にGoogleマップで調べると、店内の写真があり、そこには本格的なオーディオ装置があり、おいしい珈琲と音楽を聴かせる喫茶店らしいので一度訪問してみたくなった

午後1時半くらいに到着、あとの予定が控えているので30分か40分くらいしかいられないが、よかったらまた来ようと思って店に入った、先客は若干名、店内はかなり広い、右側にカウンター、正面にいろんな種類のスピーカーがずらりと置いてある、LPとCD両方をかけられるようだ

暑い日だったので、アイスコーヒー550円を注文、しばし待っていると、店主が豆を挽き、抽出している、作り置きではなく本格的な珈琲を提供しようとしている店だとわかる、従って出てくるまで若干時間がかかる、そして、テーブルには「ケーキ類の持ち込みOK」とめずらしい掲示がしてあるのに驚いた

他の客を見ていると、会話は自由、かかっている音楽は、例のShazamで調べるとクラシック音楽やジャズではなく、フランスのイージー・リスニング界の巨匠フランク・プウルセルという作曲家のSoleadoというアルバムだった

珈琲を運んできてくれた店主とちょっと話をすると、クラシック音楽喫茶やジャズ喫茶とよく間違えられるとのこと、自分はそちらにはあまり興味がなく、オールディーズという古い音楽が好きだという、ベンチャーズなどが好きだとのこと、しかし、クラシックやジャズのアルバムもあるので希望があればかけますよ、とのこと、なんでもいいと言うと、ドボルザークの交響曲8番をかけてくれた、客は私一人になったのでサービスでしょう

帰りがけにもちょっと話をすると、店主はオーディオ装置を自分でいろいろいじるのが好きだとのこと、趣味が高じてリタイア後の商売になったのかもしれないが、ちょっと商店街からは外れているし、お客さんがいっぱい入っているようでもないし、出すのはコーヒーだけのようだから、もともとあまり商売っ気がないようだ、きっと金には困っていなくて、趣味でオーディオをやって他の人にもその音楽を聴かせたい、オーディオを見せたいということかもしれないな、と思った

あとの予定があるため時間があまりとれなかったのが残念だが、帰宅してからこの店のホームページがあるのに気づき見てみると(⇒こちら)、店主のオーディオや音楽にかける思いがいっぱい綴ってあり、興味をひかれた、また行ってみたくなった

ご馳走様でした、また来ます


神保町「眞踏珈琲店」初訪問、そのあと近江屋洋菓子店に

2024年09月14日 | カフェ・喫茶店

この日は揚子江菜館で昼食をとった後、どこか喫茶店で休もうと思い、前から訪問したいと思っていた「眞踏(まふみ)珈琲店」に行ってみた、ここは、webページを見ると、「珈琲と、本と、そして無駄話を愉しむ喫茶店」とある、読書と無駄話とは矛盾するような気がするが、まあいいか

工事中の三省堂から小川町に向かって歩いてすぐのところを右に曲がるとこの喫茶店がある

外観は長方形のビル、入口に縦長の窓が一つあるが植木に遮られているので気付かない、木の厚めのドアを開けて中に入るが、何かエクスクルーシブなクラブにでも入る雰囲気がある

中に入ると、1階はカウンター席のみ、2階がテーブル席で本がいっぱい置いてある、2階に行ってみると、かなり狭い感じがした、そして2階は結構混んでいた、そこで2階はやめにして1階のカウンター席に座ることにした、入口から奥行きが長いビルなので、カウンターが合理的であり、テーブル席はちょっと無理があるような気がした

メニューをもらって眺めていると値段は結構高めで、900円くらいするコーヒーが最低の値段、暑い日だったので珈琲水瑠璃(アイスコーヒー)にした、豆はブラジルサントスNo.2スクリーン19なので酸味はほとんどない、私の好きな豆だ、ケーキもあったが昼食直後だったのでやめにした、ここはブレンドコーヒーはなく、ブラジルサントスのストレートだけの店だ、ブラジルサントスにクリームを入れたり、ミルクを入れたりしてバラエティーを持たせている

店には男性と女性1名ずつのスタッフがいる、カウンター内でアイスコーヒーを作るのを見ていると、大きめのグラスに四角いブロック型をしている氷を入れ、そこに水を少し注ぎ、捨てる、これで氷の角に丸みを持たせているようだ

飲んでみると、おいしい、ブラックで飲むのでコーヒーの味がよくわかる、1階には入口横の縦長の窓とカウンター背後の窓があり明るい外光が差し込む、読書をするには適当な明るさだ、持ってきた読みかけの文庫本を出して読む、読んでいると客がどんどん入ってくる、みんな若い人たちだ、ターゲットはそういう人たちなのか?

コーヒーカップや砂糖入れ、ミルク入れなども高そうな、センスの良いデザインの陶磁器を使っていた、アイスコーヒーのグラスもバカラのような感じがした

ゆっくり本を読めたが、流れている音楽が何かよくわからなかった、ジャズでもないし、クラシックでもない、なんか店のイメージに合っているのかな、と感じた、Boseのスピーカーから流れてくる音も少しうるさすぎる感じがした、ジャズ喫茶もクラシック喫茶も音量は大きめだが、そこはあくまで音楽を聴く喫茶店なのでそれで良いと思うが、ここは読書をする喫茶店なので音量は少し下げたほうが読書に集中できると思った、店の雰囲気からするとジャズが似合うのではないか

おいしく頂きました、ご馳走様でした

さて、この日は、この後、近くの近江屋洋菓子店に寄って、アップルパイ2つを買って帰った、1,080円、多くの客が来ていた、予約していたものを受け取りに来た人で混雑しているようだった、そして帰宅後に夕食のデザートとして食べてた