安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

「ワイン犬リク」今年もサマーカットに。

2016-07-10 22:04:57 | ポメラニアン
今年もサマーカットになりました。いつものことながら、別の犬種みたいです。最近は毛が長くてポメらしいより、こちらの方がいい感じがします!




※枝豆おあずけ状態

レッドウッド・ヴィンヤード 2013 カベルネ・ソーヴィニヨン

2016-07-10 00:36:07 | ワイン


サンフランシスコの北150km、メンドシーノ郡にレッドウッドバレーはあります。1996年に政府承認のブドウ栽培地域としてAVAに認定されました。
AVAはアメリカン・ヴィティカルチュラル・エリアの略でアメリカ政府認定優良ブドウ栽培地域という意味となります。
これはヨーロッパの原産地呼称制度(例えばフランスのAOC)のようなものと異なり、栽培されるブドウの品種の規定はありません。しかしAVA に認定された地域を名乗るには、同地域のブドウを85%以上使用していなければなりません。

このレッドウッドバレー・カベルネ・ソーヴィニヨンも、もちろんその地域のブドウで作られているわけです。
味はしっかりとカベルネ・ソーヴィニヨンですが、タンニンも酸味も全てが穏やかで、飲みやすい。
チリとは違い上品な飲み口です(チリが下品というわけではありませんが、同程度のクラスはだと、チリの方が荒々しい感じがします)。
購入したカルディで、人気が上位なのはわかる気がしますね。
シャルドネも出ているので今度試してみましょう。





シャトー・クレルヴァル2012 これまたマルキーズの中の一本

2016-07-06 22:28:57 | ワイン
ボルドーのタイヤングループが、気軽にボルドーワインを飲んでもらおうと、スクリューキャップで販売しているブランド「マルキーズ」。
このシャトー・クレルヴァルもそのマルキーズの中の一本です。なんやかんや言いながら、マルキーズ何種類も飲みました。お手頃価格で手にしやすいんですよね。



だいぶ軽い感じ。カシスのような風味。複雑な香りはありません。ちょっとボルドーという感じではありませんが、飲みやすかった。へヴィーな食事には向きませんが、幅広く食中酒として使えそうです。

POGGIO AMOR ELLI キャンティクラシコ2013

2016-07-06 12:17:46 | ワイン
友人宅での飲み会。ドイツに続いてイタリアです。
友人がトスカーナへ旅行に行った際に訪れたワイナリーで買ってきたキャンティクラシコです。



キャンティクラシコは1996年にキャンティから独立して作られたDOCG です。フィレンツェとシエナの間に位置し、ちょうどキャンティの真ん中に当たる部分になる地域とのこと。キャンティが外へ回りへと地域が拡大し、それにともない作り手も多くなり品質も低下(?)したため、元々の古くからの生産者たちが本来のキャンティ造りを守るために、キャンティクラシコを立ち上げた、それでキャンティに囲まれた地域、つまり古くからの生産者が多い中心部がキャンティクラシコとなっていると聞いたことがあります。

キャンティとキャンティクラシコでは製造上も違いがあり、例えばブドウのサンジョゼーベの使用率は、キャンティでは70%以上、クラシコでは80%以上、最低熟成期間はキャンティ4ヶ月、クラシコ11ヶ月となっています。

グラスに注がれたワインは見るからに濃そう。よく飲むキャンティとは、やはりだいぶ違います。酸味が穏やかで香りもちょっと複雑。セロリのような香りも隠れていて美味しい。
ただ、このセロリっぽい印象は、ここまでいろいろと飲んだり食べたりしたことによる影響かも知れません。本来持っている香りじゃないかもね。
まぁ、どちらにしろ楽しませていただきました。

このあと、ニュージーランドのケヴェルストラミネールが冷蔵庫でスタンバイしていたのですが、持ち主、飲みすぎでダウンのうえ、時間切れでご相伴に預かれませんでした。ざ、残念・・・


キルヒ家 シュベート・ブルグンダー クヴァリテ・ツヴァイン2014 ドイツの赤です。

2016-07-05 13:10:03 | ワイン


ドイツで友人が仕入れてきた、フランケン地方の赤ワイン。
ドイツは白ワインが有名ですが、世界的な赤ワインブームのため、ドイツでも赤ワインが多く作られ始めています。

赤ワインの作付面積は、1979年には全ブドウの作付け面積の11%だったのが、1998年には23%と倍増したそうです(少しデータが古いですが)。

ドイツで白が多かったの要因のひとつに、地理的な面があります。ブドウ栽培の北限地域に位置しているため、赤ワイン用のブドウの栽培にあまり適していなかったのです。ただ近年品種改良や栽培法の向上などで徐々に赤も増えてきたというわけ。

今回飲んだシュベートブルグンダーはドイツでもっとも多く栽培されている赤ワイン用のブドウで、シュベートは「遅い」、ブルグンダーは「ブルゴーニュのもの」といった意味となります。「遅く熟するブルゴーニュのもの」つまりピノ・のアールのことなのです。ピノ・ノアールは冷涼な気候を好むので適していたのでしょう。



このワイン、変わった形のボトル、マティウスを連想させます。グラスに注ぐと淡いルビー色。薄い感じ。
飲んでみるとフレッシュで美味しい。最初の印象はピノ・ノアールのよう(この時点ではまだピノとは知りませんでした)。
果実味いっぱいのジュースのようではなく、色の印象からくるのか、ちょっと繊細ではかない感じを受けます。
始めて飲んだドイツの赤ですが、なかなかいけましたよ。

しかし、英語が達者なわけでも、フランス語がわかるわけでもありませんが、う~ん、ドイツ語はあまりにも見慣れないのでエチケットを見ても、最初はとりつく島もありません。少しは勉強しなくてはね。