RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

「愛の流刑地」はオゾン層の断末魔

2007-01-11 12:57:02 | どっこい!
(朝のトーストは5割方焦げる・・・。)もち網でトーストを焼く我が家かなまあ、焦げたトーストもこげをこそげば、きつね色。ジャムを塗ればジャム色に染まる、あなた任せの朝の色オーブントースター買うべきか・・・2年も悩むかそして何故かこの句が頭をよぎり・・・。「働けど働けど、我が暮らし楽にならず、じっと手を見る」あれ?爪がぼろぼろじゃ、マニキュア塗りなおそっとそんなことより、今朝の新聞のエッセイ「団塊哀愁列車」っていうのがあって、最近楽しみに読んでいる。詩人の鍋島幹夫さんが書いているのだけれど(挿絵が毛利一枝さん、るるが手の間ギャラリーへ講演に行ったその方)焦げパンを手に、読みながら「ふ~む」と声を上げる朝でした。まあ団塊ってタイトルがついてるから、その世代の方なんだと思うけれど子供の頃の話が中心で、今日のも、昔は車が珍しくて坂の上で30分おきに走ってくる車を、見に行くのが楽しみだったそうでその鼻先を痺れさせる、排ガスの匂いは僕らの生活とは違う匂いで文明とか言うものの香りだったと、そして後に、排ガスをホースで車に引き込んで自殺する人のニュースを聞くに連れ、思うのは楽しみとは毒をとるということ、死と隣り合わせになったもののたとえでもあった。と書かれていた、うんうん。るるが昔、自分よりもちょっと若いスタッフと出かけた時に車に酔いそうになって「このガソリンの排ガスの臭いに弱くて特にバスに乗るといつも酔いそうになるのよ」とるるが言うと「へ~、あたしはこの臭い大好きですけど~。」と馬鹿にしたような口調で切り返されるるはいたく深く傷ついたのだったたぶんこういう排ガスの臭いが好きだって言う人は他にもいっぱいいるのだろうと思うたぶんこういう人は車に乗るときに、地球にホースで排ガスをいっぱいに詰め込んでいる状況でも、後ろめたさを感じずに車に乗れるのかもしれない、それでその大好きな排ガスの臭いにエクスタシーを感じながら「愛の流刑地」の女のように絶頂を迎えて幸せに死んでいけるに違いない。でも、るるのような排ガスダメ人間は、のた打ち回って病気になって苦しみぬいて死んでいかざるをえない・・・どうしたら好きになれるの?ちがうちがう好きになりたくない絶対だからというわけじゃないけど、車に乗るときにはやっぱり後ろめたさを持っていなきゃならないと思う。はやく排ガスゼロの車を発明してちょうだいねオゾン層ももう断末魔だと思うしね。