RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

ポジとネガはハーフミラーな関係

2007-01-18 16:57:08 | あかんがな

(たまにはお日様あびなくっちゃ)


昨日の夜、放浪猫達が家の庭兼ベランダでまたけんかをしていた
「ふぎゃんご・・なんぎゃんげるが~ギャnyナ**?」
うるさいよまたかい
昼間は仲良くベンチのマットで寝てたじゃないのよ!
まあ暗くて見えないから他の放浪猫が来てもめてるのか
君ら3猫で親子喧嘩なのか(親子かどうか知らないけど

そんなるるも晩御飯食べながら、親娘喧嘩してしまいました
本当に人間、平常心が大事です、すぐに腹を立ててしまいます
腹を立てると結局感情が先にもんどりうって部屋の中を
意味不明の嫌悪感でいっぱいにしてしまって
結局悲しいだけで終わってしまう
平常心はどこにある
しかし平常心で親の立場守っても
たいしてなんの効果も得られないことはわかっている
むしろ感情は出せる時にださなきゃ
って
思うのは間違っているの?


夜、何とかの泉?とか言うTVで和服の太ったおっちゃんが
「ポジティブと言うのは、皆、間違って使っていて
いやなことがあっても気にしないってことじゃなくて
例えば靴紐がほどけているのに気がついていて歩きにくいのを
気にしないで歩くのはポジティブじゃない、靴紐を結んで
歩きやすくして歩くことがポジティブです」
って
つまり自分の悪いところや、つらいことをを気にしない人は
ただのバカな人であって、悪いところや、つらいことを
何とか直したり、乗り越えようと努力するってことが
ポジティブシンキングなんだっておっしゃってた。
正論なんだけどねとっても

今の世の中でまじめな人が
ポジティブに生きるってことがどんなに難しいか
この太ったおっちゃんはわかっているのかなあ

自分の悪いところって自分でわかっていても
そう簡単に直せるのなら苦労はないのに
つらいことを乗りこえるったって
ずんどこ高い山をはだしで薄着で何ももたずに
登って向こう側に降りようなんて無理な話だ
無理って言うより無謀なんだ

結局じゃあどうするのかって言えば
つらいことは無理に忘れようとしたりせず
少しづつ少しづつやりすごし。
自分の悪いところは悪いと思って
周りにあやまり感謝しつつやりすごす。
これがポジティブってことなんじゃないのかって
るるは思うが
やっぱりこれは馬鹿なのか
あるいはこれはやっぱりネガティブ
どうなのよ
そうかもね


なら今日の歌は「野口雨情」しかないね


  船頭小唄  (野口雨情)
  
  己(おれ)は河原の 枯れ芒(すすき)
  同じお前も枯れ芒(すすき)
  どうせ二人は この世では
  花の咲かない 枯れ芒(すすき)
 
  死ぬも生きるも ねえお前
  水の流れに 何變(かわ)ろ
  己(おれ)もお前も 利根川の
  船の船頭で 暮さうよ
 
  枯れた眞菰(まこも)に 照らしてる
  潮來(いたこ)出島の お月さん
  わたしやこれから 利根川の
  船の船頭で 暮すのよ


  旅人の唄  (野口雨情)
  
  山は高いし、野はだた廣(ひろ)し
  一人とぼとぼ、旅路の長さ。
 
  乾く暇なく、涙は落ちて
  戀(こい)しきものは、故郷の空よ。
 
  今日も夕日の、落ちゆく先は
  どこの國(くに)やら、果さへ知れず。
 
  水の流れよ、浮寢の鳥よ
  遠い故郷の、戀(こい)しき空よ。
 
  明日も夕日の、落ちゆく先は
  どこの國(くに)かよ、果さへ知れず。 


  空飛ぶ鳥  (野口雨情)
  
  空飛ぶ鳥なら
    行く先や どうでも
  空まかせに
    飛ばなきや ならない。
 
  帆かけた船なら
    行く先や どうでも
  吹く風まかせに
    走らにや ならない。
 
  引かれた袖なら
    行く先や どうでも
  行く先まかせに
    行かなきや ならない。
 
  流れる水なら
    行く先や どうでも
  瀬と淵まかせに
    流れにや ならない。