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穴窯焚き最終日の朝を迎えています。残り少なくなった薪の上に朝日がさしはじめています。
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窯のなか、焚き口に近い温度計は夜のうちにすでに1300度以上をさしています。ここまでこぎつけ、いままで焚いていた薪がなくなると、今回さいごは「ナル」と呼んでいる細い雑木を3尺ばかりに切り揃えた燃料を焚き口いっぱいにつめてそのまま焚き口を閉じて終わる、という方法を試みます。
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火を落とし、焚き口や煙道、そのほか大きく隙間の空いたところはしっかりつめて、いまは静かに、ゆっくり冷めるのを待っ時間になりました。
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焚き手がせわしなく働いていた焚き口の地面に、木漏れ日がきれいです。
5日間頼もしく働いてくれたみんな、お疲れさまでした。応援してくださっていたかた、ありがとうございます。
窯出しは次の日曜日です。