草の実窯だより

岐阜県のはしっこの里山のふもとから おりにふれて陶器や窯や、草木の色や雲の様子や…そよっとふく風のようにお伝えできたら

エビヅルの収穫🎵

2021-08-30 05:52:30 | 日記

一昨年のブログに載せたはじめての収穫は小かごひとつ分、それを大切にシロップにしたものだ。それが去年はほとんど実がつかず・・・で、今年はこんなに採れた!

山際のエビヅルはお風呂の窓からちょうど見える位置にあって、青い実がだんだん色づくのを眺めるだけでなんとも嬉しい日々。

晴れた日が幾日か続いたら採ることに決めていた。

 

なりのいいひと枝は、ただそのまま挿しただけでなんとなくサマになった。

 

実をはずしながらより分けるのは夜なべしごと。計ったら2キロと少しあった!

これが毎年といかないことはわかっているけれど、山の暮らしは時としてこういうことがあるから嬉しい。


雨の置き土産

2021-08-15 17:54:29 | 日記

今日の昼過ぎ、やっと雨が上がった。ずいぶん長く激しく降り続き、各地の被害のニュースもたくさんで、遠くに暮らす友人が心配して連絡をくれた。お陰さまで我が家は被害らしい被害は受けなかったけれど、コロナに加えての悪天候で閉塞感満載の毎日に友の何気ない気遣いが元気と明るさを届けてくれた。

ただひとつ、被災した方々には申し訳ない心配事だけれど、長雨に弱いトマトの実が割れてしまっているに違いないのがこの雨の間ずっと気になっていた。

雨が上がったので、とにかく手当たり次第に収穫、より分けたら何とか生食できるのがこれだけ。この倍以上の実割れしたものが・・。

暑い日々、連れ合いがなにかと世話をしてくれていた家庭菜園のささやかな収穫を無駄にしないために・・・

 

水浸しの割れた実が傷む前に何とかしなくては、ということでいちばんひどく傷ついたものは大雑把に皮と種を取り除いてとりあえず火をとおしてしまうことに。

傷が小さいものは湯剥きしてネット先生お薦めの甘酢漬けに、未熟なまま採ってしまったものはもう少し酸っぱいピクルスに。

トマトに付き合っているうちに、もう夕方になってしまった。さっきいいとこ取りして冷やしておいたトマトを今夜のサラダの彩りにしよう。

 

 


妄想居酒屋

2021-08-09 03:04:05 | 日記

職場が一週間余りの休みに入った。とは言え田舎暮らしで居酒屋は遠い、ましてや今はコロナ禍の真っ最中。まぁコロナがあってもなくても時間に余裕がある時にちょっとゆっくりやりたいと、かねてからのリクエストもあり

普段使ってない和室に料理ごと移動。

田楽にした茄子は庭先から調達、うつわも自家製。奥の〆鯖のうつわは実家にあったちょっと古い染付。ぐい飲みは自家の穴窯製、箸置きは子供が小さい頃に作ったサカナ。

これらがなくては始まらない!

 

 

シメはお昼の残りのそうめんを変身させただけ(笑)前回の記事にのせたバタフライピーの花をトッピングして残り物感を払拭したつもり、1日花なので夕方になってしおれ始めたのが残念。


空色のお茶

2021-08-07 11:50:33 | 日記

ずっと気になっていたバタフライピー、道の駅だかで見つけて1株だけ買って大きめの鉢に植え、育つのを楽しみにしていた。それが暑い日が続くようになって急に旺盛に蔓を伸ばして毎日数個ずつ咲くようになった。

微かに紫寄りの濃い青の、名前のとおりの蝶のかたちの花。

この花にお湯を注ぐと、きれいな青いハーブティーになるそうな。食品にきれいな青って、ちょっとピント来ない。時々見かける青い色のカクテルやアイスも、きれいだけど何で色をつけているのか、何とも人工的な感じがしたものだけれど・・

 

乾燥させた花を2~3輪耐熱のガラスポットに入れてお湯を注いでみた。

青い❗

お味は特に強いものは感じないけれど、この青さは綺麗でもありなんだかちょっとミステリアスでもあるような😊

こんど家族が集まったとき、カレーと一緒にこのお茶をもっと薄くして氷を浮かべたのを出したらただの水より涼しげで、綺麗なものが好きな小さい人たちが喜んでくれるかな、などと妄想を誘われた。