ここは散歩の出発点 荒神橋です。
黒ずんだいわれのありそうな橋柱には「くわうじんばし」と
彫られていますが、この文字に気づく人はほとんどないようです。
この橋は、鴨川では七条大橋に次いで2番目に古い橋で、
1914年に造られています。100年前の彫字なのです。
この橋を左に曲がって北へ向かいます。
木々が黄ばんで紅葉の始まり、よく目立つのがこの木、アキニレ。
今年は何故か黄色でなくて赤茶色、まさに紅葉ですね。
土手でお食事中のカルガモ。
メヒシバの細い穂を嘴で上手にこそげとるもんですね。
賀茂大橋の脇にはアオツヅラフジが青い実をつけています。
この実は潰してみると、中にはカタツムリのような種が入っています。
左岸に回ると、岸辺にはシャクチリソバが満開。
その中にひっそりとタカサゴフヨウ(ヤノネボンテンカ)が一輪。
きれいです!
数日前には見られたコガモがまたいなくなり、
待ち遠しいノビタキも現われず、寂しい川辺。
と、カメがのそのそと現われ、あとには子ガメが1匹、また1匹。
あれあれ、電車ごっこで遊んでいるようですね。
見ていてもほっこりする楽しい風景でした。
これで一巡してきました。あ、今日はカワセミが出なかったなあ~。