今回は鳥の紹介の予定でしたが、まもなく行われる百舌鳥八幡宮の布団太鼓奉納祭の
紹介をさせていただきます。
百舌鳥八幡宮の布団太鼓奉納際は中秋の名月にあわせて催されます。百舌鳥の各町
自慢の布団太鼓を担いで次々と百舌鳥八幡宮に宮入をします。例年この時期に百舌鳥
各町には祭礼用の提灯が吊られ、祭りムード一色です。
布団太鼓を初めてご覧になる方もあると思いますが、あまり堺市以外の皆さんには知名
度は高いとはいえません。布団太鼓の名前の由来ですが、画像をご覧になればお判りに
なると思います。赤い布団をかたどった(中身はありません。空洞です)ものが5枚積み重
ねられて、まるで布団を重ねたように見えます。重さは約3トンあり、担ぎ手約60名が年代
ごとに約70mを責任持って担ぎます。各町には親太鼓、子太鼓の2基あり、中百舌鳥町の
子太鼓は中学生が担ぎます。親太鼓1基がおよそ1億5千万程度ですので、各町の宝物
です。
中百舌鳥町の子太鼓です。
親太鼓です。先週の日曜日に町内で小雨の中、試験担ぎが行われました。担ぎ手は青年
団です。
同じく親太鼓です。担ぎ手はA班(若い年代の皆さんです)。ちなみに私は年寄り組の年長
グループC班の所属です。
祭りのスケジュール表です。中百舌鳥町はちょうど夕刻の宮入となり、太鼓台には
照明がつきますので、綺麗な太鼓台をご覧いただけると思います。皆さん方に喜で
いただけるように今年もがんばります。