百舌鳥八幡宮の布団太鼓奉納祭も無事に終了しました。両日ともお天気が良くて、
宮入宮出ともに多くのギャラリーの皆さん方に堪能していただけたことと思います。
やはりギャラリーの方々の声援が我々担ぎ手のエネルギーになります。藍鼓会
(中百舌鳥町の布団太鼓担ぎ集団の名前で「あいこかい」と読みます)の皆さん、
お疲れ様でした。
太鼓蔵の中百舌鳥町親太鼓です。これから宮入のセレモニーが行われます。
私と同年代のメンバーです。同じ年代のメンバーの結束は非常に強く、左の方は
布団太鼓が担げなくなっても交通担当をして我々を支えてくれています。みんなに
感謝です。
私ごとですが、長年布団太鼓を担いでいますが、今年初めて少々大きな怪我(太
鼓の担い棒とフェンスの間にはさまれて、右目の目尻を切り、出血を伴う怪我で
す。)をしてしまい、皆さん方に迷惑をかけてしまいました。来年は今年のような
不祥事がないようにがんばります。
さてオアフ島の鳥ですが、シロアジサシ(ハワイ語ではマヌオクーとよばれます)。
の紹介です。シロアジサシはホノルルの都市部で見られるハワイの在来種です。
ハワイ繁殖する在来鳥類の多くは絶滅してしまい、ほとんど都市部で見ることは
できません。シロアジサシという、真っ白でなかなか美しい海鳥です。
ワイキキの浜辺上空をエサの小魚をくわえて飛ぶ姿です。
つがいで飛ぶ姿もよく見かけます。
見事なホバリングを見せてくれました。
シロアジサシは、海でエサを採りますが繁殖は陸の樹上で行われます。カピオラ
ニパーク(ホノルル動物園のすぐそばです)といった都会の公園の木の股に卵を
1個を産んでそこで育てます。
カピオラニ公園のひな鳥です。ご覧のように巣というものがありません。
巣を作らず、これでよく卵が落ちないなと感心します。成鳥もよく町中やワイキキの
浜辺の上空を飛んでいるが観察できます。
2007年4月2日、マヌオクーは『ホノルル市の鳥』に制定されました。マヌオクーが
純白の鳥で自然の美・純真・静穏・平和を象徴していること、ハワイの主な島では
ホノルル市のみを生息地としていること、古代ポリネシア人の航海案内役であった
こと、国際条例や州・国の法律で守られている世界平和と親善のシンボルであるこ
となどが理由だそうです。