Red Crested Cardinalです。和名はコウカンチョウ(紅冠鳥)といい、身体が小さく
赤い頭と冠毛、白い腹、黒い羽と黒い目をした スズメ目ホオジロ科の鳥です。 特に、
赤(Red)いトサカ(crest)が目立ち、英名ではRed-crested Cardinalと呼ばれます。
オアフ島には日本のスズメのようにいたる所にいます。TVのCMでご覧になった方も
多いのでは?どのCMかというと日立の「不思議発見」に日立の木が出てきますが、
その時に木にいるコウカンチョウが4,5羽出てきます。
結構性格が図太く、ハワイではベランダやカフェで食事をしていると(特にパンが好き
なようです)何度追い払っても性懲りもなく近くにやってきてはパン屑を漁って逃げて
行きます。ハワイ島ではこの鳥を見かけませんでした。
ホテル近くの公園にいたコウカンチョウです。地面におりてエサを探していました。
同じく公園で撮りました。枝止まりのコウカンチョウです。陽が当たって白と赤のコント
ラストがきれいですね。
ホノルル動物園にいたコウカンチョウです。ここの鳥は人慣れしすぎて30cmくらい
まで近づいてきます。
ハワイ島にはコウカンチョウによく似たYellow Billed Cardinal和名はキバシコウカ
ンチョウがいます。キバシコウカンチョウにはCrest(かんむり)がなく、まるで赤い水泳
帽をかぶっているようです。また名前の通りにくちばしが黄色です。
ハワイ島で撮ったキバシコウカンチョウです。コウカンチョウとの違いがおわかりに
なりますか?
双方の鳥ともブラジルから移入してきたとのことです。