風と花とわたし 〜

日常のささやかな喜びの輪を広げて・・・RING、リング♪ ring!

東日本大震災被災地ボランティア寄り添う支援 3 <現地で> と 今日の花ことば10/30・ナギナタコウジュ

2012-10-30 21:10:00 | 東日本大震災被災地ボランティア

10月30日

 

 8:40  

 福島県の富岡町の方々が暮らしていらっしゃる仮設住宅です。

 沿岸地域の方々が山間地域での生活。 何もかもが違っている訳で。

 さらに、町全体が避難しているといっても元のお隣さんとは別々に。

 そして、無情にも一年以上が経ってしまい・・・・・。

 

 少しでもお役に立てますように。

 

 9:00   

 スタッフの方々が富岡町の役場となっている仮設所から鍵を借りてきて

 くださりスタ―ト です!!

      

 横一列5カ所。椅子を用意し、足湯の場所へセッテイング。

 長机も出して、お茶とお菓子の用意。

 テキパキと24名の仲間が動き、あっという間に用意ができました。

 スタッフの方も、「こんなにスム―スに、それも色々と細かい所まで

 セッテイングしていただけたのは初めてです。ありがたいなぁ」って。

 いえいえ、お弁当から旅行会社との提携、オリエンテ―ションでの指導

 と何から何までしてくださって・・・・・こちらが感謝 m(__)m

 

 偶然にもアロマテラピストの方がいらして、時間もあるので、プチ講習  。 

 そして、各々手順の確認とイメ―ジトレ―ニング  。

 

10:00  

 足湯のボランティア、スタ―ト です。

 いらしていただけるかしらん。

 でも、オリエンテ―ションの時に

 「どなたもいらしていただけないかもしれません。何かが出来たからよい

 ボランティアで何も出来なかったからよくないボランティアでありません。 

 何が出来なくても、要望があり、必要とされてそこに行かせていただくの

 ですから、息長く続けていくことがボランティアです。」 

 と教えていただいていたので、みなさんでゆったりお待ちしました  。

 

 

 10:20    

 雨が降って来て・・・・雨あし強いなぁ・・・・足元大丈夫かしらぁ・・・・

 ~ 10:40  

 と思っていたら、70代のおじさまお一人がいらしてくださいました。

 前も来てくださってそうで。お一人10分~15分。

 それ以上お湯につけていると体によくないので。

 お茶を飲むコ―ナ―にも足を運んでくださって。笑い声が。

 

10:30    

 50代の女性の方。

 この前の時は、終了時間を勘違いして、来てみたら真っ暗・・・・・

 今回は絶対に来たいから、しっかり時間の確認して来ました。とのことで

 嬉しいですよね~。 

 終わって、お茶とお菓子で楽しくお話して帰ってくださいました。

 

10:40    

 ん・・・・??? アコ―ディオンカ―テンが・・・・ちょっぴり開いて。

 ふぁ~、 カワイイお客さんが  。男の子2人組!

 あまりお話する訳ではなく。でも、前回、来てくれたそう。

 また来てくれたんだぁ  。

 一旦、家へ戻って、カ―ド持参。2人遊びを披露!! 私達は観戦 !

 ときどき話してくれる言葉から、

 あ―、福島へ来させていただいているんだなぁ・・・と感激。

 

10:45    

 70代の女性。 

 この方はゆっくりしていってくださいました。 

 ニコニコ何もお話しされなかったけれど。

 そして、またまたカワイイお客様。 

 今度は女の子  。 

 さっきの男の子の妹さんですって。

 小学2年生。

 彼女も2回目。 

 ちょっと大きい男の子も。 

 これから雨だけどサッカ―なんですって。

 

 11:00     

 ここで、人の波が途絶えました。 

 昨日、今日とお祭りがあるそうで。 

 練習も兼ねてお互いに足湯をしてみたり、少し早いけれど、

 順次お弁当を食べ始めたり。

 部屋はほんのり温かくて、いい気持ち。 

 いついらしていただいても喜んでいただけますよ  。

                   

     

 

 <今日の花ことば>

 ナギナタコジュウウ ・・・・ 匂い立つ魅力。

  

【NHKラジオ深夜便誕生日の花より 】

 

 

 

 

          今日も見に来てくださって、最後まで見てくださってありがとうございます 


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第64回正倉院展 紅牙撥鏤撥(こうげばちるのばち)

2012-10-30 09:10:00 | 日記

10月30日

 

  奈良国立美術館で、第64回正倉院展 が開かれているそうで。

 

  本年の特色を摘記すると、まず特筆されるのは聖武天皇ゆかりの

  北倉の宝物が多数出陳される事です。

  分けても、紫檀(したん)の黒い地に螺鈿(らでん)の白さが映える

  螺鈿紫檀琵琶(らでんしたんのびわ)と

  これに附属する紅牙撥鏤撥(こうげばちるのばち)は、華

  麗な天平時代の宮廷生活を想像させるのに

  充分な美しさと品格を兼ね備えています。

  また木画紫檀双六局(もくがしたんのすごろくきょく)をはじめ

  双六の駒や賽子(さいころ)等がまとめて出陳され、

  音楽とあわせて宮廷での遊びや楽しみの世界が展示室に甦ります。

 

  その宝物がTVで紹介されていました。

  TVの司会者が、今日ここに持って来てもらったら、

  展示会どうなってるんですかあ。 と尋ねると、

  これは、模倣品です。と、一同・・・・・・

  実は、このような作品になると 模倣品とは言わず、

  “ 復元品 ” といい、あと何年かすれば国宝になるくらいの品だそうです。

  

  紹介されたのは、

  螺鈿紫檀琵琶(らでんしたんのびわ)に附属する

  “ 紅牙撥鏤撥(こうげばちるのばち)

  天平時代の華麗な作品。

 

  このばちは、象牙で出来ていて、色は “ あか ” 。

  この “ あか ” がどんな染料で染められているのか

  40年間分からなかったそうで、

  このたび、40年の歳月をかけて

  象牙彫刻家 村松 親月 さん(77)が辿りつくことが叶ったそうです。

   

  黄色を含む インド茜 が染料だそうです。

 

  失敗の繰り返し、寝ても覚めてもこのことだけ。 

  見つけられなかったかもしれないのに見つけられたのは幸せだと、

  ご夫妻でおしゃっていました。

 

  そして、更に素晴らしいことは、

  たとえ村松さんが発見できなくても、村松さんが調べ、

  試してみたことは全てデ―タ化して

  公開していらっしゃるということ。

  自分が発見できなくても、引き継いでくれる人へ繋げていく。

  そして、確かにそれを引き継いでいく後継者がいる。

  『 伝統 』 は、ひとつのものに対する 『 愛情 』 と 『 情熱 』 なのかしらと

  自分なりに心に刻みました。

  

  

  第64回正倉院展は 10月27日から11月12日 まで。

 

 

  正倉院 の復元といえば、 古楽器もありますね。

  大篳篥(おおひちりき)、箜篌(くご)、排簫(はいしょう)など。

  中国から渡り、1200年の昔に日本で繁栄した宮廷の楽器。

  その楽器を復元させて現代に甦らせてくれた団体があるそうで。

  日本人として誇らしいですね。

  聴ける機会を楽しみに・・・・・・  。

 

 

 

 

      見に来てくださってありがとうございます 

  

   

  

 

   

 

  

   


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