風と花とわたし 〜

日常のささやかな喜びの輪を広げて・・・RING、リング♪ ring!

名馬オルフェ―ブル★

2014-02-02 23:59:59 | 日記

2月2日

 

  昨日、セブンイレブンでお昼ご飯を買って、

  ふと、外へ出る時に・・・・ん?

 

 

  へ~ 、 新聞が並んでいる棚にこんなものが売ってるなんてぇ。

  即買い  。

 

 

 

  

  やっぱり オルフェ―ブルは凄い馬だったんですねえ。

  雑誌になっちゃうんですものぉ  。

 

  2011年の雪の有馬記念の1着がポスタ―になって

  折りこまれていて感動的~  。

 

 

  LEGEND  OF  金細工師

  激動の1227DAYS の見出し。 

           ※オルフェ―ブルはフランス語で‘金細工師’という意味なんです。

 

    

    くぅ~、かわいい  。

 

 

    読み進める内にどんどんオルフェという馬に引き込まれて。

 

    オルフェ―ブルの誕生は、競馬界にとって必然のように。

    選ばれて生まれた来たように。

    感じます。

 

    母は、父にあの メジロマックイ―ン を持つ オリエンタルア―ト。

    オリエンタルア―トは、父親の特徴を色濃く反映した子馬を生む牝馬だそうで

    あの ディ―プインパクト を付けたらどんなに素晴らしい馬が生まれるか

    と期待されたが、なかなか受胎せず。

    その結果付けられたのは、 ステイゴ―ルド 。

    そして、誕生したのが、 オルフェ―ブル だったのです。

 

    ただし、オルフェ―ブルは母親似で栗毛、サイズもお母さん似で標準的。

    特筆するところはなく。

 

    デビュ―は新潟で1着。 ただ、ゴ―ル後も勢いを落さず

    乗せている騎手を振り落すヤンチャぶり。

    その後は、2着、10着、2着、3着と振るわず。

    その原因は、「幼さ」

    他の馬を恋しがって、ゲ―トに入っても嘶きっぱなし。

    オルフェ1頭が踊り出して、周りに馬が居なくなると

    不安になって内へささったり、減速してしまったり。

    「自立心の養成」が矯正教育のテ―マとなった。

    そして、その成果が出始めたのが、大震災の後行われたスプリングS。

     堂々の1着。

    そして、皐月賞3馬身差の1着。

    日本ダ―ビ―不良馬場での圧勝での1着。

        ここから、オルフェ―ブルという名馬は、歴史を作っていったのです

    

    騎乗の池添騎手もダ―ビ―ジョッキ―に。 

       この写真のオルフェの表情がたまりませんねえ。泥まみれになりながらも

       中盤からどんどんピッチを上げての圧勝は素晴らしいの一言。そんな名馬

       になるまで、一緒に戦って来た池添騎手。 感激の人間と、悠然と構えて

       いる馬。人間と動物とどちらが美しいこころなんだろう・・・・ 。 

    オルフェだって、もっと自由に生きたいよ―  と思ったことだってあるだろうに。

 

 

    そして、神戸新聞杯も1着。

    いよいよ、3冠がかかった 菊花賞。

    7万人のファンの前でまたまた圧勝のオルフェ。

    見事史上7頭目の 3冠馬  となったわけです。

    でも、オルフェは普通の名馬とは違います。3冠のこの日も、騎乗した

    池添騎手をゴ―ル後、振り落したのでした  。

    

     オルフェくん! 君は、きれいだ――――  。

 

   その後、11着に沈んだこともあった。

 

   そして、私達の記憶に残っているあの フォア賞からの凱旋門賞。

   本当に惜しかった。 夢  じゃないかと思ったけれど。

   帰国後のジャパンCも、

   また、牝馬に負けて2着。 あの牝馬3冠ジェンティルドンナに。

   

   奥がジェンテイル、手前がオルフェ。鼻先の負け。それにしてもこんな感動的な

   写真が存在するなんて、胸がおどりますねえ。

 

 

   この6カ月後には、肺出血を発症。

   軽度であったこともあり、乗り越えて、再度の凱旋門賞挑戦。

   2着という結果だったけれど、フォア賞では1着。

   こんな強い日本の馬がかつていたのでしょうか。

 

   こんなに凄いオルフェは、永遠に走ってくれるんじゃないかと思ってたけど。

 

   5歳になったオルフェは、とうとう引退へ。

   引退の花道となった最終レ―スは、

   2013年12月22日 有馬記念。

   2年前の2011年12月25日の有馬記念が彷彿する。

   女傑ブエナビスタを破り、09年の覇者兄のドリ―ムジャ―ニ―兄弟制覇。

   3冠と同年に有馬記念を制した史上3頭目の馬となったオルフェにとっては

   相性のいい思い出のレ―ス。

 

   仕上がりは8割という状態だったが、

   オルフェは、自ら引退試合だと悟っていたかのように

   表情は落ち着き、すっかり大人になっていたそうです。

     

   そうですよねぇ、当たり前ですよねぇ。

   2回も海を渡って、フォア賞と凱旋門賞を戦った馬なんですもの。

   大きく外れて逸走してしまったり、騎手を振り落したり、

   他の馬を恋しがって、嘶いたり。そんなオルフェは、もうどこにもいなかった。

 

   そして、8馬身半の差をつけて、

   堂々の1着に。

   自らの競走馬の生活に花を添えて 。 オルフェありがとう  。

 

 

   2月7日から、人間の世界でも オリンピックが開催されます。

   たくさんの名場面、感動が繰り広げられるのでしょうねえ。

   

  

   こうして、競争の世界を垣間見させていただくと、

   与えられた使命や運命は、決して一人で越えていくものでも

   果たしていくものでもないのだと教えられます  。

 

   たくさんの人達が関わり、力を貸してくれ、磨いてくれ。

 

   きっと馬のオルフェだって、ありがとう  って思っていたに違いありません。

 

   たくさんのありがとう  を思える人が、

   きっと、喜びの人生を送れるのだと感じます。

 

   私も、たくさんのありがとう  を言葉にして。

 

   明日は、節分。

  

   鬼は―、外! 福は―、内! じゃなくて、

 

   鬼も―、内! 福も―、内! 

   優しい心で自分の心の鬼を退治しませんか  。

   

    勿論、恵方巻きも、

   東北東を向いて、無言  で、まるかぶっちゃいましょう   。

 

 

          ご訪問くださりありがとうございます 

 

   

    

   

   

  

   

    

  

   

   

 

    

    

    

    

    


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