東京国立博物館 特別公開 高御座と御帳台
入ると右手奥です。右手も上も他の展覧会が開催されています。
進んで行くと
え?!、もう観られる!。まーなんだか簡単な。
高御座 こちら 中央には御椅子。左右に剣璽と国璽
御璽を置く案(小卓)があります。
八角形の蓋(きぬがさ:屋根)の頂上には、大鳳。あの
キラキラした鏡のようなものが古代の儀式を連想させ、とても
神々しく、悠久の流れの中には位という責任を負う特別な運命
の立場が存在し、区別され、我々とは違うんだ。と言われている
ように感じました。
8角形の円柱には、小鳳が8羽。
鳳凰は悪龍を食べて退治する聖鳥と考えられてきたことより、仏教では、
衆生の煩悩を食らう迦楼羅天として仰がれていますが、高御座のこちらの
鳳凰も口に何か加えています。これもとても神秘的で目を奪われました。
こちらは御帳台。少し奥に位置し、小ぶりです。装飾も
ほとんどなく、大正時代から併置されたそうですので、
身近な感じがします。蓋の頂上には、瑞鳥が飾られています。
正面から右手に曲がってまた再び高御座を観る。
大正、昭和、平成と歴代の天皇が立たれ、天皇となったこと
を内外に宣言した場所。敬う心を忘れないように。と教え
られたように感じました。
大鳳が眩しい。
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