第一次の総括もできないうちに第二次富士登拝となってしまったので、話が前後するかと思いますが、これからしばらく本年度富士登拝で感じたことなどを思い出すままに少し書いてみたいと思います。
で、まずは入山料についてです。
今年から1,000円の入山料を任意徴収する、ということでした。
第一次(富士宮口)、第二次(吉田口)ともに五合目の出発は早朝でした。同じ早朝ながら、富士宮口では係員もいなければ、登山口近辺に徴収箱らしきものもなく、まったくのフリーパス状態でした。一方吉田口の方は、徴収事務所のようなものがあり係員の人が登山者が通ると「環境保全のための協力金をお願いします」というような呼びかけをしていました。
第一次の時は、係員がいなくてももし徴収箱のようなものでもあれば当然入れるつもりでしたが、それらしきものもなかったのでそのまま登山開始となりました。もっとも出発はまだ暗い状態で、下山も日没後だったので、もしかすると明るい時間帯では徴収箱があったのかもしれませんが、その点は分かりません。
一方第二次の時は、第一次と同様、早朝まだ暗い状態での出発でしたが上記のとおり徴収事務所がありましたのでそこで入山料を払いました。
入山料を払うと ↓ のような
領収証、記念バッチとゴミ入れ用のビニール袋をくれました。
領収書を見ると、徴収事務は民間の会社が請け負っているようでした。ちょっと徴収率が気になってしばらく様子を見ていたら、登山者10人くらいの話ですが呼びかけに応じて入山料の支払いをする登山者は半分くらいかな、という感じでした。で、下山時も少し様子を見ていると、どうも素通りする登山者の方が多いように思ったので係員の人に徴収率はどのくらいか聞いてみました。そうすると「どうですかね~」という曖昧な返事。それで「見てると50パーセントくらいですかね」と重ねて尋ねると、「まア~、そんなもんですかね~」という回答でしたが、私の感覚としては一日通してだと多分よくて40%かな、という感じがしました。仮に50%としても、半分の登山者は払わない入山料なんて寄付金です。そのあたりのことは山梨県も最初から想定内で、それで「入山料」ではなく「富士山保全協力金」なんて名目の領収書にしたんじゃないのかな~、なんて思うんですよね~。
まア、そんなことより一番の問題は同じ富士山に登るのに登山口によって対応が違うことです。県が違うから、なんて理由にもなりません。富士山全体の保全、という視点がまったく欠落してます。ほんと”お上”のやることはまったく分かりませんね~。どうでしょう???
私の主張は変わりません。→ http://blog.goo.ne.jp/9chanpapa/e/d216cf53f3dd49f3a3628187cac6fef4
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