嘘の代償は必ず
嘘をついた本人に重くのしかかる
嘘をついた事実を認めない限り
一生の荷物としてつきまとい
嘘を隠し続ける限り
雪だるまみたいに膨らんで
大きな荷物になって
どんどん辻褄が合わなくなっていく
嘘は相手を殺人するのと同じ
ひとを傷つける
しかし
一番毀損するのは
嘘をついた本人の魂である
今 大きな嘘をつき続けている 彼らは
いつ
どのように
そのおとしまえをつけるつもりなんだろう
もう
歩き続ける事さえ不可能なほど
重く巨大な荷物になってしまった
嘘の塊を抱えて
死ぬまで生き続けるつもりなんだ
そうして 嘘で ヒトをコントロールして
勝者になったつもりでいる
本当の敗北者である事を知りつつ
自分の心にさえ嘘をつき続け
最期には
何が真実かもわからなくなっていくのだ。