キューちゃんの声

キューちゃんがきた。

にゃーではなく

うーでもなく

鳴き声は、ふーともはーとも言えない声

声色は、タラちゃんみたいな感じ

ハーとフーをあわせたような、高めの声で

なにか言っている

言いながら、座って

黒目がちの瞳できりっ

という感じでワタシを観る。

なにかを訴えているのだ。

カナリアというか

声が

とても可愛い。

キューちゃんの声は独特だ。

最初は　サイレントで声でないかと思うくらいだった。

いちばん喋る。

先日ある　アプリを入手した。

翻訳のやつ

でも、どんなにしても

あの日本語よりも

キューちゃんの声の方が　ずっと雄弁で、

わざわざ、日本語に訳す必要がない。

猫きれい

キューちゃんはとても美しい。

綺麗な毛並みがとても褒められる

しかし彼は

一生

風呂に入っていない

彼は毛繕いだけで

六年間

その美しさを保つ

彼の毛並みは、ミルクティー色と白と

灰色と黒のコントラストがとてもきれい

目の輝きが国宝級

写真は載せないけど想像してみてください。

その猫が

私の顔を舐める

私の手を舐める

美しい猫が

自分の体の汚れを拭うその舌でもって

さっき　ちん　を舐めていたし

その前は　ぷりぷりのつるんつるんの　いーい　うんこをした

あとの

しり　を舐めていたし

トイレに行ったあとのにくきゅうを舐めて

汚れをぬぐい

いつでも

彼は

とてもせいけつで、健康的である。

消毒しなくても

洗い流さなくても

彼は、

非常に綺麗。

いろんな人が、出入りする我が家において、

彼は、消毒せずにとても綺麗

可愛いと気づいてるんだろうか

猫は、自分が可愛いって気づいているんだろうか。

鏡をみるわけでもないのに。

かわいいね

綺麗だね

世界一だね、

なんて素敵なの・・・と

いいながら

撫でてると

うれしくてくねくねする。

でも

鏡をみることはないから

自分が可愛くて美しくて素敵なのかは

きっと知らないと思う

でも、なんか誇らしげなんだよな

あたしは他の子よりも

きっと可愛いてわかってるのかな

ほかの子よりも

きっと美しいてことは知ってるのかな。

もしかして

生まれて、

そのままで

私は誇らしいて

ことに

自然に気づくのかな。

ひょっとして。

いえること

いま

テレビを見ていておもった

この俳優さんが

いい俳優さんなのかなんて

私にはわからない。

彼の出ている映画が面白いのかなんてわからない

芸能のことは疎いのでわからない

でも

目の前の「きゅうちゃん」が美しい猫で

美しい瞳で

私に癒しと光を与えてくれることはわかる。

それは

「きゅうちゃん」が『絶対的に美しいから』　ではなく

「きゅうちゃん」を『美しい』と思う私の心があるだけだ

綺麗なものを綺麗だと思う

私の心があるだけだ。

猫友情

きゅうちゃんは

ごはんのとき

みんながくるのをまっている。