ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

ヨルとしなみにはかてない

2024-10-01 15:38:10 | 思ったこと
たった2ヶ月しか余命がない(治療なしでは)と
宣言された家族を
介護して11年になる。
その間、介護が必要なかった親族が要介護になり
要介護3 要介護4の両方を一人で介護してきた。
コロナの世の中になり
人道的ではないと思う
薬物の強制や
過剰な感染対策を避けるために
田舎に避難した
たくさんの人に世話になり
なんとか生活を維持してきた

人工呼吸器をつけた指定難病の要介護者
認知症の要介護者
猫三匹をつれて 
引っ越すことができたのは
たくさんの人に自分の生き方を
支えてもらったおかげと思う
こんな世の中を
諦めて薬剤の影響をうけながら
諦めて 感染対策の制限を受けながら
社会で働き仕事で
支えてもらってきた。
それはそれはありがたい

施設に預けてしまえばいいと
いう人がいると
兄弟の職場の人が言ったという

職場が一緒なら
人の家族をどうするかに
口出しをする権利はあるらしい

施設では 強制的な薬剤の投与と 感染対策が欠かせない
わたしは 彼らのやり方を良いとは思わない

だから自分でやるしかないのだ

いろいろな 医療や介護をみてきた

良い人もいるし、とても真似できない誠実さで対応してくださった方もいる

でも、総じて、世の中は 金で動いている
そして
感情でも


わたしも 半分以上生きてきて、
体力が衰えたから
夜は 台所を片付けられないくらい疲れ果ててしまう
一度寝て
夜中に起きて片付ける
ときにはそれから4時ぐらいまで
他の片付けにあたる

眠りたい時に眠れず
眠い時には起こされる。


やりきれないことはたくさんある
お金さえかければ依頼できることはたくさんある
自分がやりたいことは 納得するようにやりたい

なにしろ家族の
そして自分の人権を護りたい
それだけは譲れない

なにしろ
つかれた

ないものは ない

2024-10-01 14:46:25 | 思ったこと
久しぶりに切れた

うめ ちゃんと
ゆき ちゃんは 歯がないので
それまで用意したことのない
ウェットフードや 小粒の餌や
シャケや さしみ など 人の食べるおかずなど
を用意しているが
 食べたり食べなかったり
(腹がへると付きまとい あらゆるところで血が混じった唾液を吐く)


お年寄りの食卓に自由に登って
分けてもらえる(ときには 残飯をあさっていたらしい)
環境にいたから

それまで猫には人間の餌を与えたことのないわたしには
とてもハードルの高い飼育となった。

猫って常識だとか 妥協だとか 遠慮なんて期待する方が間違いなのだが
あわせてみても、
ないものは ない

たべない 他の餌を あたえる 食べない 他の餌を用意する
今 あるものでは どうも気に入らないらしい
ずっと付きまとう 仕事の邪魔をされる
というのに ほとほと困ってしまった。

たまにはわたしもキレる
ないものはない
ないものはないんだ


キレて、ゴミ箱を叩き割った

こういう時もあるのだと 自分で自分をなだめる
猫が物音に敏感なのはよくわかってるし
こんな音で怖がらせるのはわたしだって良いことだとは思わない

でも、どうしようもない

キレる時もあらぁな。

どれだけ散財してると思うんだい
チュールは気に入らない
缶詰は食べるのと食べないのを見定めるのに何種類も買ってみた
あらゆる餌を試してみた
安定して食べるものはないんだ。
シャケだって、いいのしか食べない
(もともと居た家が裕福だったから、いいものを食べたんだろう)
塩分のない切り身を茹でて与えたり
鶏むね肉を与えたり
あらゆることをやってきた
でも
ないものはない
ないものはない
刺身だって 彼らの分を留意して買ってくる
こまかくちぎってあたえる
食べる時と
食べない時とある
気に入らない餌しかないときは付きまとう
顔を舐めてくる
あちこちに唾液と血の混じった吐物があって
寝起きに足をすべらす

こんな暮らしにどうしてなった
こんな暮らしにどうしてなった。
元々居た猫たちが小さくなってて

どうしてこんなに辛いんだ


キレるのは 無理もない
キレるのは無理もない

道義的に 自分が引き取る必要のないものを
なんだか引き受けることになってしまった
引き受けたからには 仕方ない
それは自分で決めたことだから仕方ない
承諾した自分がわるい


キレるのは無理はない
自分が キレるのは無理はない
そんなに大きな人間ではないのだ。