ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

問題意識の次元の違い

2024-07-08 09:57:51 | 思ったこと
内海医師が、
「ラウンドアップは枯葉剤だから」と述べている映像をもって
ラウンドアップの会社から訴えられかけている人が
注意喚起のツィートをしていた。

実際ラウンドアップが枯葉剤と同じかというとそうではなかった
事実ではないことをリツィートすると、酷い目にあうから気をつけてというものだった。

そこへ、いろんな人がぶら下がって、憎悪に満ちた言葉で攻撃していた。
ごっそりラウンドアップの会社から賠償金をとられれば良いとかなんとか。

これをみていて、
このツイ主はラウンドアップの危険性について広めたいと考えて、
内海氏の動画をSNSに載せたのだろうが、
それは農薬や除草剤の害を知らしめて、多くの人が被害に遭わないようにという願いからの行動であり、内海氏の言葉を精査できなかった点は悔やまれるけれども真意としては農薬の害をできるだけ減らしたい=自分だけのことを考えてではなく、人々のこと、この国土の将来を考えてという真意が窺える

対して、このツイ主に噛みついた人々は、内海氏の言葉を精査しなかったという点を責めて、このツイ主をけなし、おとしめ、傷つけ、地獄に堕ちろくらいのことを言っていじめている。

この両者の問題意識の次元の違いが、
あまりにも深刻だと思った。

たとえば反ワクという人たちは、ワクチンに反対しているだけではない

多くは、
この行政のあり方が 人権侵害につながりひいては、言論統制や超管理社会になる萌芽を見抜いて憂いて行動を自主的にしている人々である。

対して、ワクチンを信じない人間はバカだと決めつける人たちは、決めつけるが、被害にあったという人たちと向き合うことは永遠になさそうで、
そういった人々が愚かだと決めつけて、バカにして、侮辱するのを厭わない。
同じ支配を受ける側の人間なのに、支配者側に常にたち、それ以外を排除しようとする。
それも生存本能なのかもしれないが、
根底になにがあるかというと 侮蔑、差別に基づく自己の優越意識 選民意識ではないか。

将来の世界を憂いて、なんとかしたいという思いと、
人をバカにして突っ込むだけの人の思いの
次元の違いがどうしようもないと思った。

PFOA PFAS

2024-07-08 00:20:06 | 思ったこと
これらの影響について
あまり現実的な映像だとかみたことがない

いえることは
1950年代に 摂津市で牛が47頭死んだという話

アメリカではデュポン社を相手取り、廃棄されたPFAS等による健康被害を訴え巨額の賠償金を獲得した事実に基づく映画

「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」が2019年に公開されている
(日本では2021年)
でのエピソードでは
1999年、デュポン社の廃棄したPFOAの影響で190頭あまりの牛が怪死した(狂う 腫瘍ができる 奇形 歯が黒くなる)
農場の隣地にPFOAを廃棄された農夫が怒りのあまり動物たちの遺体臓器などのサンプル映像ビデオを多数弁護士事務所に持ち込み、 それから訴訟が始まる。
当時 デュポン社はPFAS PFOAの有害性を公表しておらず、したがって政府による規制も行われていなかった。しかしそれ以前から有害性を十分把握していたことが明らかでそれらを様々な方法で廃棄していた。

PFOA PFASは、
第二次世界大戦中につくられ、その後 フッ素コートのフライパンなど日用品に転用された。
有害性は当初より十分把握されていたようである
デュポン社では
従業員の病気多発(癌など)を、従業員にPFOA入りタバコを吸わせることによって確認=結果、ほぼ全員入院(従業員を用いた人体実験)


私の印象では
超安定性の高い 異物(PFOA)により

代謝されにくく、身体に残留、蓄積される

異物に対する身体の反応としての、腫瘍 炎症 皮膚、歯などの異常
脳の障害 など様々な症状が出る

という捉えです。