響き合う!
集落(むら)と若者
この題名にひかれて手に取った本。
人はひとりでは生きていけない。
助け合って、支えあって「息子に面倒を見てもらうと何もすることがなくてボケるから」というおばあちゃん。
誇りを失いかけた地域と絆を失い無縁社会に生きる若者たち。
その両者が出会うと「化学反応」を起こす。
村人は「どこがいいんだ。あらためて見渡せば、いいところだな」
自分たちの暮らしを評価し直し、誇りを取り戻す。
若者は活躍できるフィールドを探している
仕事の場、自分探しの場、貢献の場
国の食・農林業・地方に対して何かしなくてはと言う熱い思い
与え合う循環
向き合う、逃げない、粘り強く交わる
マッチング 関係付けると言った方がいいか。
集落再生とは「つながりを紡ぐ」
今生きている自分だけじゃない、自然も人も歴史も、すべてがつながっているんだと感じること。
必要なことは「つながり」がよりよく見える環境づくり
旧来の重たくて逃げたくなるような共同体ではなくて、
本当に一人ひとりが笑顔でいられる新しい共同体を目指して
人の地産地商を 岩本悠 はとなえる。
人づくりの理想は、「この地域が幸せな形で持続していくのに必要な人材がこの地域でしっかりまかなえる」という「人の自給自足」だ。
「仕事がなから」→「仕事をつくりに帰りたい」への転換
「地域をもっと元気にしたい」「地域の課題を解決する仕事をしたい」
といった地域起業家的な意識を持った若者の育成
ヒトツナギ 人とのつながりをお土産に持って帰る観光プランが求められている.