あばABAブログ

津山市阿波の情報をみんなに提供します。
どんづまりで何もない村ですが、自然が残っています。

阿波渓流子ども釣り大会

2011-05-06 07:33:59 | 日記

恒例の5月5日に行われた。

30年は続いているのでは。

黄砂も晴れて最高の釣り日和。

きれいな空気、清流の中で糸をたれるだけでも気持ちよい。

おまけに大きな魚のググッと来る手ごたえ。

そして、魚をさばく。

焼いて食べる。

子どもにとって忘れられない「こどもの日」となったろう。

坂村真民は著書「生きていく力がなくなる時」に書いている。

わたしなども学校の行き帰りはもちろん、帰ってからも皆自然の中で育った。

川や山や、鳥や木が呼びかけ、その中で大きくなった。

ところが今の子どもたちには、この自然がない。恐るべきことである。

学校にも自然がなく、遊びにもなく、小学校の時から塾通いをし、眼中にあるのは成績だけである。

ただ立身出世のために勉強一点張りである。

だから今の子どもたちの顔には、かつてあった、あの豊かな面(顔)ガすっかり消えた。

人間の面の美しさは、自然を、その中に持っているか否かであると。

子どもがまだ自然の中で育つことができる阿波でありたい。

 生きていく力がなくなる時、自然は心を癒してくれる。